安心して無線LANを利用するために |
無線LANは、ブロードバンド・アクセスの手段として大きく期待され、その利便性から急速に普及しています。 無線LANは無線を利用することから、適切なセキュリティ設定を行わないままで使用すると、盗聴、情報の改ざん、漏洩及び破壊などの重大な被害を受けかねません。しかしながら、このような危険性に対するユーザの認識は低く、セキュリティ対策が十分に行われていないのが現状です。 総務省では、こうした状況を踏まえ、無線LANの健全な利用を促進するため、平成15年9月から社団法人電波産業会への委託により、「無線LANセキュリティ調査研究会」(座長:吉田 進 京都大学教授)を開催し、無線LANの技術動向、課題、セキュリティ対策等について調査研究を行ってきました。 「安心して無線LANを利用するために」(別添1(PDF 1.8M))は、この調査研究の検討結果を受けて、様々なユーザを対象とした無線LANのセキュリティに関するガイドラインとして作成したものです。 この「安心して無線LANを利用するために」では、無線LANのセキュリティについて理解を深め、適切な対応をとることにより、無線LANを安全に利用する方策を示しています。 なお、「安心して無線LANを利用するために」の理解に供するため、参考資料(別添2(PDF))も同時に作成しておりますので、ご利用ください。 「安心して無線LANを利用するために」によって無線LANの利用者がセキュリティに対する理解を深めることにより、無線LANを安全に利用し、無線LANによるブロードバンド・アクセスが促進されることを期待します。
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