総務省は、統計データの高度利用環境の構築のため、平成25年6月10日(月)午前10時から、統計データにおけるAPI機能の導入による試行運用を開始します。これは、オープンデータ推進のトップランナーとして政府の取組を先導するものです。
総務省統計局は、平成25年5月28日付け報道資料(
参考1)のとおり、統計におけるオープンデータの高度化を進めることとしており、今般、このうちAPI機能の導入について、独立行政法人統計センターが運用する「次世代統計利用システム」上で、6月10日午前10時から試行運用を開始することになりました。
API機能の導入により、例えば、(1)利用者の情報システムに政府統計のポータルサイト(e-Stat)のデータを自動的に反映、(2)ユーザー保有やインターネット上のデータ等と連動させた高度な統計データ分析などが可能となります。これにより、ビジネス活性化や新規事業の開発促進、行政サービス向上などに貢献できるものと考えております。
今回の試行運用の御利用に当たっては、「次世代統計利用システム」のトップページ(http://statdb.nstac.go.jp/)(
参考2)から利用登録をお願いします。なお、御登録に当たっては、利用規約を御確認下さい。
※「次世代統計利用システム」のトップページには、統計局ホームページ、統計センターホームページからもアクセス可能です。
今回の試行運用で利用可能な統計データは、国勢調査、労働力調査、消費者物価指数、家計調査など総務省統計局所管統計の約3万2千表のデータです
総務省としては、今回の試行運用を通じて、機能やシステム負荷等の検証や利用者からの意見等の把握を行い、平成26年度中にe-Statに同機能を整備し、各府省の統計データの利用が可能となる本格運用を目指してまいります。