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新型コロナ4割に後遺症 神奈川県が初の実態調査 半数「現在も悩んでいる」

2024年2月8日 07時42分 会員限定記事
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 神奈川県は新型コロナウイルス感染症の後遺症を巡り、患者と医療機関の実態調査を初めて行い、結果をまとめた。診療態勢が変更になる4月以降も後遺症への対応は必要なため、回答を政策立案に役立てる考えだ。(志村彰太)

神奈川県庁

◆後遺症の受診「していない」が2601人

 患者への調査は昨年10月、県のLINE公式アカウントを通じて実施し、1万8260人が回答。感染歴があるとした9604人のうち、4割の4328人に後遺症の症状があり、2601人は「医療機関を受診していない」と答えた。症状の経過を見ていた人や、対応している医療機関が分からない人が多かった。
 後遺症の症状(複数回答)は、倦怠感(けんたいかん)(1691人)、持続するせき(1484人)、嗅覚障害(860人)、味覚障害(806人)、息切れ(652人)、頭痛(531人)など。後遺症が出た人の半数近くに当たる2155人は「現在も悩んでいる」とし、そのうち843人が学校や仕事を一定期間休んだり、辞めたりしたと答えた。

◆ワクチン接種回数は感染の有無で差

 ワクチン接種回数に関する質問では、感染の有無による差があった。感染したことがある人は「3回」が最も多く3008人。次いで「4回」が2451人、「2回」が1418人などだった。一方、「感染したことがない」と回答した8656人は「4回」が最多の1980人で、「6回」の1750人、「5回」の1633人、「7回」の1577人と続き、総じて回数が多い傾向にあった。
 医療機関の調査は昨年10~11月、2500カ所に協力を求め、737カ所が回答。後遺症を診療する上で必要な支援について、...

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