自民党の二階俊博元幹事長の資金管理団体「新政経研究会」が1月に訂正した2020~22年の政治資金収支報告書で、約3470万円の高額な書籍代の支出を追加していた。
「何を何冊購入したのか」。野党が2月14日の衆議院予算委員会で追及すると、二階氏は同日夜、その内訳を領収書や振込伝票とともに公表した。5000冊、3000冊、2000冊…。書籍17点を、それぞれ大量に買っていた。
◆17点の書籍名は?
最も多い5000冊を買ったのは「ナンバー2の美学 二階俊博の本心」(大中吉一さん監修、林渓清さん著)。購入金額は1045万円に上った。
他にも、ルポライター大下英治さんの「自民党幹事長 二階俊博伝」、政治評論家・森田実さんの「二階俊博幹事長論」など、自身の政治家人生を取り上げた書籍が多く含まれる。
二階氏と関わりの深い政治家の書籍も並んでいた。
1993年の自民党離党から新生党、新進党と行動をと...
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