菅義偉首相は26日、新型コロナウイルス感染症対策本部を開き、新型コロナ特別措置法に基づく緊急事態宣言に関し、愛知、岐阜、大阪、京都、兵庫、福岡の6府県を月末までで解除すると表明した。首相は解除決定に伴う記者会見を開かなかった。記者団が囲む「ぶら下がり取材」には応じ、会見しない理由について「首都圏で解除の方向性が出ていない。首相として国全体の中で、発言は控えるべきだ」と語った。
記者団は再三、会見を開くべきではないかと質問したが、首相は「ぶら下がりをやっている。必要なことには答えている」と反論した。会見の開催は「日本全体の見通しを明確に申し上げられる状況で行うべきだ」と説明した。昨年5月に関西3府県で緊急事態宣言を解除した時には、当時の安倍晋三首相がぶら...
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