総務相時代のNTT側との会食を認めた自民党の野田聖子幹事長代行は記者団の取材に、高市早苗衆院議員は自身のホームページでそれぞれ見解を明らかにした。要旨は次の通り。
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◆野田氏「総務省と関わらないプライベートな会合と認識」
―事実関係は。
「2017年(の会食)は岐阜県人会有志の先輩たちが懇談会をしようということで、NTTドコモ元社長もその1人だった。ただ20年ぐらい前の社長で、当時は既に引退され、NTTの籍もない。支払いも個々人、別々だった。話の内容は県人会の話ばかりだった」
「18年の会食(相手)は初当選以来、30年近く友人として付き合っているNTT西日本社長。(選挙区の)岐阜の支店長が交代するたび、引き合わせくれた。仕事についてはほとんど話していない。社長が年長ということで支払ってもらっていたことが分かり(報道後に)金額を問い合わせ、私の分の2万6150円を振り込んだ」
―18年の会食では、何か便宜を図るよう頼まれたか。
「いえ。常に(岐阜の)支店長が代わるたびに紹介されていた」
―関係業者からの供応接待を禁じる国務大臣規範に違反していなかったという認識か。
「政務と切り分けており、当然、総務省と全く関わらないプラ...
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