写真:Mayumi T
地図を見るここは富山県の東の方、東西約4kmに及ぶ下新川郡朝日町宮崎から境に位置する「宮崎・境海岸」。海水浴場としても整備されていますが、環境省による「快水浴場百選」に選定、また「日本の渚百選」にも選定されている自然豊かな海岸です。
日本の海岸で「ヒスイ」の原石を拾えるのは、この富山県側の「ヒスイ海岸」と新潟県の糸魚川市につながる海岸線沿いのごく限られた地域となっています。
夏には海水浴を楽しむ人々でとても賑わっている海岸ですが、貴重な「ヒスイ」の原石が打ち上げられることから、年間を通して「ヒスイ」探しを楽しむ人々の姿で常に賑わいをみせています!
写真:Mayumi T
地図を見るこの海岸の特長は砂浜ではなく、砂利の海岸。慣れていないと少し歩きづらい場合もあるかもしれませんが、砂浜ではないので、歩いていても砂がまとわりつくこともなく、歩いたあとの足が砂でべっとり…といったことがありません。
「ヒスイ」は特に波の荒い日の翌日によく打ち上げられるとあって、天候の荒れた日の翌日は朝早くから「ヒスイ」を探す人の姿がとても多くなります。地元の人はもちろんですが、遠方から訪れる人の姿もとても多いです。
素人の目からすると、どの石が「ヒスイ」なのか…?判断が難しいところですが、下記MEMO「富山県朝日町」のHP「観光情報」には、「ヒスイの見つけ方」や「ヒスイの種類」についての写真が載っていますので、興味のある方はご参考になさってから訪れるのも良いかもしれません。もしそれらしいものが見つからなくても、この海岸にはガーネットやメノウなど他にも様々な石が打ち上げられるのだとか。拾った石は持ち帰りが可能です。
写真:Mayumi T
地図を見る「ヒスイ」を探すのはもちろん楽しいのですが、夕暮れどきには美しい夕陽を見ることができ、サンセットビーチとしても人気があります。
ここは夏の海水浴、そして「ヒスイ」探し…と色々楽しめますが、海岸線にまで山々がせり出していたり、海水がとても澄んでいるのと、遠くの方まで海岸が広がっているとあって、海の景色を眺めているだけでもとっても気持ちが良い!
海岸を眺めたり散策するだけでも、訪れる価値がありますよ。
写真:Mayumi T
地図を見るこの「ヒスイ海岸」からスグのところに位置する国道8号線沿いには、ここ朝日町の名物となっている「タラ汁」を提供しているお店がいくつかたち並んでいます。
この「タラ汁」、元々はこの周辺で「タラ」がたくさんとれることと、ここで暮らす漁師のために家族によってだされた朝食がはじまりなのだそう。現在では朝日町の郷土料理として、多くの県内外の人から親しまれており、「タラ汁」の看板を掲げたお店がたち並んだこの国道8号沿いは、「タラ汁街道」や「タラ汁ストリート」などと呼ばれています。
この海岸近くの飲食店、ホテルや宿などで提供されている「タラ汁」は絶品!とても美味しいことと、国道沿いにお店がズラリと並んでいることが話題となり、「ケンミンショー」ほか、数々のメディアでも紹介され、いっそう訪れる人が増えているそう。ぜひ一度、新鮮なタラの旨みを味わってみてください!
写真:Mayumi T
地図を見るこの「タラ汁」、新鮮なタラを頭から尾まで丸ごとぶつ切りにして使っており、タラのおいしさをそのまま味わうことが出来ます。
お店にもよりますが、「タラ」の身の部分のほか、肝、骨、白子など内臓の部分まで使った味噌仕立てで、とてもコクのある味わい。タラの他に、薬味としてネギなどが加えられていますが、味噌だけのシンプルな味付けなのに、素材のおいしさをたっぷりと楽しむことができます。
メニューもお店によって違いますが、昔ながらのアルミ鍋に「タラ汁」をたっぷりと提供するメニューのほか、「タラ汁」にごはんや小鉢などがセットになった定食スタイルのメニューもあります。
この海岸線沿いにはコテージや民宿、オートキャンプ場もありますので、夏の海水浴だけに限らず年間を通して楽しめます。特に寒い季節の「タラ汁」は絶品!
古代から宝石の一種として知られている「ヒスイ」ですが、「ヒスイ探し」は日本のごく限られたこの周辺の地域でしかできない体験。美味しい「タラ汁」と併せて、ぜひ訪れてみてください。
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(2025/2/28更新)
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