写真:浅井 みら野
地図を見る札幌から約3時間離れた場所にそびえる名山“ニセコアンヌプリ”。緩やかな稜線が続き、その広大な裾野エリアには4つのスキー場が隣同士で展開しています。そのなかのひとつ、「ニセコマウンテンリゾート グラン・ヒラフ」は通称「グラン・フラフ」と呼ばれ、ニセコエリアで最大規模のゲレンデです。
コース数は21。初級者、中級者、上級者コースがそれぞれバランスよくあり、誰でも楽しめるのが魅力のひとつ。晴れた日には、蝦夷富士として親しまれている羊蹄山を正面に見ることができます。
写真:浅井 みら野
地図を見るグラン・ヒラフから山頂ギリギリまでリフトで向かえますが、それは隣接している“ニセコアンヌプリ国際スキー場”と“ニセコビレッジスキー場”も同じ。山頂から放射線状にリフトが数本伸びている景色は、ニセコならでは。知らないうちに違うゲレンデにいることもあるんですよ。
リフト券は2種類。ニセコエリア全て(4ゲレンデ=ニセコユナイテッド)で使える“ニセコ全山”と、グラン・ヒラフとHANAZONOスキー場のみが対象の“グラン・ヒラフ、HANAZONO共通”。グラン・ヒラフのリフト券はHANAZONOスキー場と共通になります。
近くに行くほど山頂エリアは、まるで異世界の雰囲気。厳しい寒さと激しい風にさらされることが多いため、植物が1本も生えていません。その分、滑走範囲は果てしなく続きそうです。
写真:浅井 みら野
地図を見る初心者やファミリーに心強いのが、幅広コースの多さ。ゲレンデ中間部のセンターコースは緩やかな傾斜で滑りやすいだけでなく、標高が高いため、雪質も硬くならずに柔らかいままなのが魅力です。
写真:浅井 みら野
地図を見るゲレンデ内で一番傾斜が緩いのが、ふもとのファミリーコース。すぐ横には和風な旅館や、スタイリッシュな海外らしいコンドミニアムが建ち並び、ニセコの活気が感じられます。
写真:浅井 みら野
地図を見る圧雪されたコースは幅広で滑りやすいですが、大自然の中で滑る心地よさも味わいたいもの。中間部の白樺コース付近は木もまばらに生え傾斜も緩やかなため、ファミリーでツリーランが楽しめます。
写真:浅井 みら野
地図を見る本格的なクロスカントリー気分を体験できるのが林間コースや、グラン・ヒラフからHANAZONOスキー場方面に向かうパラレルコース付近。非圧雪地帯なので、ニセコの代名詞ともいえる上質なパウダースノーを存分に堪能できます。
非圧雪地帯なので、所どころでブッシュが隠れてたり、急な崖に出くわしたりすることも。滑走する際は十分に気を付け、視界が悪い際はあまり無理をしないでくださいね。
写真:浅井 みら野
地図を見る日本国内だけでなく海外からも訪れる人が多いゲレンデですが、ひとつの山まるまるが滑走エリアと思えるくらい広大なので、時には周囲に誰もいない空間を独り占めできることも。
写真:浅井 みら野
地図を見る空が暗くなり、辺りが静まり始めても、ニセコの夜は明るいまま。ナイターでは珍しいゴンドラも稼働し、10本以上のコースを滑ることができます。
写真:浅井 みら野
地図を見るナイターになると日中に温まった気温が下がり、ガリガリなコースになることが多いですが、こちらでは一日を通して気温が氷点下なため、夜になっても昼間に近い状態のままが多いです。いつまでも滑っていたくなる環境で、人がまばらになりやすいナイターもここでは違うようですね。
両側が林に囲まれた初級者迂回路とグリーンコースは、時間帯によって異なる表情を見せます。昼と夜で違う雰囲気を感じられるのもナイターの醍醐味です。
写真:浅井 みら野
地図を見るニセコエリアの1日券は比較的高めの価格ですが、それはナイターも含まれているため。最大で12時間も滑れます。その他にも2〜7日券など連日滑る用のリフト券もあります。
絶品のパウダースノーだけでなく、起伏と景観に富んだコースで世界を魅了している「ニセコ」。特に「ニセコ グラン・ヒラフ」は国際色豊かで、見たり聞いたりする言語がほとんど英語です。ぜひ訪れた際は、滑りを思いっきり堪能しつつ、ちょっとした海外旅行を味わってみてはいかがでしょうか。
住所:北海道虻田郡倶知安町字山田204
電話番号:0136-22-0109
スキー営業期間:2023年12月16日〜2024年3月20日(予定)
アクセス:新千歳空港からシャトルバスで2時間30分
札幌からシャトルバスで3時間
(シャトルバスの詳細は関連MEMOをご覧ください)
2024年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/12/13更新)
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