写真:Hiroko Oji
地図を見るドイツの人気街道「ロマンティック街道」で最古の歴史を誇る最大の都市アウグルブルク。ミュンヘン、ニュルンベルクに次ぐバイエルン州第3の都市でもあり、ローマ皇帝のアウグストゥスの名前が由来となる町です。紀元前15年にローマの属州の軍事拠点としてその歴史が始まりました。15世紀〜16世紀にはフッガー家やヴェルザー家によって金融都市として繁栄したため、「フッガーシュタット(フッガー都市)」と称されることもあります。
写真:Hiroko Oji
地図を見る町の中心地は大きな広場に面する市庁舎やベルラッハの塔のある一帯。町を南北に縦断するマクシミリアン通り沿いには見所が凝縮しています。
マクシミリアン通りの南端には2つの宗派が同じ場所に建つという珍しい聖ウルリヒ&アフラ教会があり、通りを北へ辿ると豪華な祝祭の間を持つロココ様式のシェッツラー宮殿、豪商フッガー家の商館だったフッガーハウス、目が眩むほど豪華な黄金のホールがある市庁舎、ベルラッハの塔と続き、その先さらに北上すると大聖堂と司教区博物館、モーツアルトハウスと、まさに見所のオンパレードとなっています。
写真:Hiroko Oji
地図を見るマクシミリアン通りから東へ向かうと、フッガー家が設立した世界最古の社会福祉住宅フッゲライがあります。
これは1516年〜1521年にかけて建てられたもので、カトリック信者のアウグスブルク市民で困窮した状況にあるが負債はないという条件を満たす人が年1ユーロにも満たない家賃で入居できる147戸の住居です。このうちの1軒が博物館として公開されていて、実際の生活の場を体験できます。その隣の家の入り口にはモーツァルトの曾祖父が住んでいたというプレートが掲げられています。
写真:Hiroko Oji
地図を見るこの見所の多いアウグスブルクの町を堪能するのにお薦めのホテルが「Rugs Hotel Augsburg」。以前はインターシティホテルと呼ばれていたホテルで、中央駅を背にして右側に隣接する郵便局の入る建物と繋がっています。
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地図を見る入り口は少し奥まっているのでうっかり見落としてしまいがちなのですが、郵便局を回りこんで右側を振り返れば入り口があります。
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地図を見るフロントは24時間体制。チェックインタイムは15:00からですが、それより早く着いた場合の荷物預けはタグを渡してフロントの背後に置いてくれますので、安心して観光に出かけられます。
また、エレベーターで客室へ向かう場合にはルームキーをかざさないとエレべーターは動きませんので、セキュリティー面でも安心です。
写真:Hiroko Oji
地図を見るゆったりした客室には寝心地良い大きなダブルベッドが置かれ、デスクセット、テレビなどが備わり、防音対策も完璧なので交通の便が良いにもかかわらずとても静かに滞在できます。
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地図を見る室内金庫付きのクローゼットと室内には棚が多くて小物を広げておくにも便利です。
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地図を見る無料の水や空の冷蔵庫もあって、買ってきたものを冷やすのも可能です。
コンセントは使いやすい位置に設置されていて充電しやすく、無料Wi-Fiもサクサク利用できます。
写真:Hiroko Oji
地図を見る明るくて清潔感のあるバスルームはバスタブは無くてシャワーのみ。使い勝手は良いのですが、熱いお湯になるまで少々時間がかかり弱めの水圧です。強力なドライヤーとティッシュは完備していますが、アメニティーはボトルシャンプーだけです。トリートメントなど他に必要なものがある方は、ご自分で用意なさることをお薦めします。
写真:Hiroko Oji
地図を見るシングルユースでも2種類のタオルやガラスコップ・グラスなどは2人分用意してあります。
写真:Hiroko Oji
地図を見る朝食は6:00〜10:00(土・日・祝は7:00〜11:00)、フロントの上の階でいただくことができます。
朝食ルームはガラス張りの円形に張り出した部分のある広いスペース。窓際の席からは行き交うトラムや車を眺めながらの朝食タイムが楽しめます。
写真:Hiroko Oji
地図を見る多種類のパンとクロワッサン・ブレッチェルが並ぶビュッフェ台にはコールドメニューも並びます。
多種類のハム&チーズに生ハム、トマトやキュウリ・3色のパプリカ・オリーブ・ピクルス・スプラウトなどの野菜類、マヨネーズ和えやスプレッド、各種ヨーグルト、丸ごとフルーツにシロップ漬けのフルーツ類、シリアル類などがあり、連泊しても飽きない内容です。
写真:Hiroko Oji
地図を見る壁際のテーブルにはホットメニューが並びます。定番のスクランブルエッグに加えドイツらしくソーセージの種類が多く、ミニハンバーグもあって、朝からしっかりエネルギーチャージができます。
「Rugs Hotel Augsburg」は鉄道駅に隣接しており駅前にはバスターミナルもあり、列車やバスを利用して近郊の魅力あふれるロマンティック街道の町や村、ウルムやミュンヘン、ニュルンベルクなどの町へのお出かけにもとても便利です。
見所の凝縮した旧市街へも徒歩圏内!居心地よくリーズナブルで種類豊富な朝食の「Rugs Hotel Augsburg」で滞在して、アウグスブルクの町をたっぷり楽しんでくださいね。
2024年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
Hiroko Oji
旅の計画を練り、現地でその土地ならではの経験を楽しみ、帰ってきたら写真の整理をして旅行記や記事を書くと、一つの旅で3〜4回楽しんでいます。アメリカで大自然の偉大さに圧倒され、人生観が大きく変わりました…
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