ヨーロッパの中でも随一の観光大国であるフランス。花の都「パリ」のみならず、近郊の都市もそれぞれの特色があり、誰もが魅了される素晴らしさがあります。今回は初めてのフランス一人旅におすすめの、パリを中心とした5泊6日で6日目帰国のモデルコースをご紹介します!
必見!フランス旅行に役立つ基本情報まとめby Akiko Nilsen
フランスの玄関口である「シャルル・ド・ゴール空港」。飛行機は公共交通機関が動いている、明るい内に到着する便がおすすめです。
空港からパリ市内へは、ロワシーバスで1時間ほどで到着。まずはホテルにチェックインし、重い荷物を置いてしまいましょう。
ホテルで一息ついたら、パリジャンもしくはパリジェンヌ気分で街に繰り出し、少し早めのディナーへ。人気のワインバーなど、予約なしでは入れないお店も多いので気を付けて。
ディナーの後は、お待ちかねのパリの夜景を!おすすめは、パリのシンボルでも「オペラ・ガルニエ」と「エッフェル塔」。ホテルから近いロケーションを選ぶと安心です。
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Opéra駅の南側出口から徒歩すぐの「オペラ・ガルニエ」。パリの主要ランドマークの1つとしても有名です。
観劇の予定がなくても17:30までは内部見学をすることができ、夜になるとゴージャスなライトアップを楽しめます。
オペラ周辺は飲食店も多く、観光客でにぎわうエリアなので、一人でも比較的安心して街歩きを楽しむことができますよ。
また、オペラ周辺はホテルも多いため、オペラ周辺のホテルに宿泊し、ディナーの前に内部を見学してみるのもおすすめです。
<基本情報>
住所:8 Rue Scribe 75009
最寄り駅:メトロ3・7・8番線Opera駅徒歩1分
開館日:毎日10時〜16時30分(7月中旬〜9月中旬は18時まで)
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パリのシンボルと言えばやっぱり「エッフェル塔」!夜はライトアップで光り輝くエッフェル塔をお楽しみいただけます。
外から外観を眺めるのもよし、展望室に登って楽しむもよし、パリならではのお土産探しにもぴったりの施設で、パリを訪れたなら一度は見るべき必見スポット。一人旅でなら好みに合わせて様々な楽しみ方ができます。
2024年のパリオリンピックに向け、現在改修工事中ですが、展望室に登ることは可能です。23:00(夏期は24:00)まで内部に入れるため、夜遅くの観光でも安心です。
<基本情報>
住所:Champ de Mars, 5 Avenue Anatole France 75007
電話番号:08 92 70 12 39
アクセス:メトロ6号線Bir Hekeim駅1番出口から徒歩10分
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旅の体力がまだ残っている2日目は、パリから一足伸ばして「死ぬまでに訪れたい観光地」として囁かれている「モンサンミッシェル」へ!
公共交通機関の利用すると、特急列車TGVやバスを乗り継ぎ、片道4時間ほどかかりますが、パリ発のバスツアーを利用すれば、日帰りでも十分楽しむことができます。
慣れない土地で電車やバスを乗り継ぐのは大変なので、フランス初心者の方はツアー参加が安心です。
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また、ツアーによっては、フリーWi-Fi完備のバスや日本語アシスタントによるガイドなどの嬉しいサービスも。
モンサンミッシェル到着後は、フォトジェニックな街並みを散策したり、名物のオムレツを堪能したり、思い思いの1日をお過ごし下さい。
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パリのエスプリを感じるなら!絶対に訪れるべき絵になるカフェby 藤井 麻未
遠出の次の日は、パリでゆったりとした1日を楽しみたいですよね。そんな3日目の朝は、カフェでのんびりモーニングをどうぞ。
カフェで朝食をとったり、ゆっくりと朝の時間を過ごすのも、パリに定着する文化の1つ。1人旅だからこそ、パリジャン、パリジェンヌになった気分で、パリのモーニングを満喫してみては?
カフェ以外にも、ブーランジェリー(パン屋)で出来立てのパンを味わうのもおすすめですよ。
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朝食を終えたら、パリの必見スポット「ルーブル美術館」へ。
ただし、ルーブル美術館は1日では回り切れない広さですので、あらかじめ鑑賞する作品を決めておくと安心。
『ミロのヴィーナス』、フェルメールの『レースを編む女』、レオナルド・ダ・ヴィンチ『モナリザ』、『サモトラケのニケ』、ドラクロワの『民衆を導く自由の女神』は必見ですよ。
ルーブル美術館はかなり混雑するため、事前にオンライン予約したり、比較的空いているリヴォリ通り99番入り口からの入場がおすすめです。
<基本情報>
住所:Musée du Louvre 75001
電話番号:01 40 20 53 17
時間:9〜18時(水曜と金曜は21時45分まで)
定休日:火曜
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ルーブル美術館の後は、徒歩15分ほどのところにある「オルセー美術館」へ。
オルセー美術館では、日本人に人気の高いゴッホやシスレー、ルノワールといった印象派絵画をじっくりと楽しむことができます。
ミレー『落穂拾い』、ルノワール『ムーラン・ドゥ・ラ・ギャレット』、ゴッホ『自画像』ゴーギャン『タヒチの女たち』などの名作をじっくりと鑑賞しましょう。自分だけのペースで回れるのも一人旅ならではですね。
<基本情報>
住所:62 rue de Lille 75343
電話番号:01 40 49 48 14
時間:9時30分〜18時(木曜は21時45分まで)
定休日:月曜、5/1、12/25
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驚愕の大きさ!モネの「睡蓮」をパリ「オランジュリー美術館」で鑑賞by さと しほ
まだまだ美術館を巡りたい方は、オルセー美術館から徒歩圏内の「オーランジュリー美術館」へ。名作モネの『睡蓮』を一目見ようと、世界中から観光客が訪れます。
それ以外にも、セザンヌをはじめとする印象派の作品や、ピカソなどのパリ派の作品が展示され、見どころは盛りだくさん!
『睡蓮』だけを見るなら比較的並ぶことも少なく、1時間程度で鑑賞することができます。
基本情報:
住所:Jardin des Tuileries Place de la Concorde 75001
電話番号:01 44 77 80 07
時間:9〜18時
定休日:火曜
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パリを食べ尽くす!定番フレンチから庶民グルメを4店厳選by 盛 千夏
名だたる美術館でアートを満喫した後は、フランスらしいグルメを満喫。
グルメの街でもあるパリで、シャトーブリアンやスフレ、鴨料理などのフランスグルメを楽しみましょう。ヨーロッパの街並みを散策しつつ、お気に入りのお店を見つけてみてくださいね。
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1日の締めくくりは、夜の美しい街並みがおすすめ。昼と夜とで異なる魅力があるのもパリの魅力の1つです。
オーランジュリー美術館方面から「凱旋門」の方に向かい、「コンコルド広場」、「シャンゼリゼ通り」などパリのメインストリートを散策してみましょう。
1人でゆったりと楽しむパリの夜景は一生の思い出になるはずです。
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「リヨン・シティカード」でお得に楽しむ!リヨン観光5選by 麻田 ユウミ
歴史ある世界遺産の街としても有名な美食の街「リヨン」。パリからTVGを利用すれば、約2時間程度で到着することができます。
リヨンはコンパクトながら見どころ溢れる都市なので、一日かけてゆっくりとめぐりたいところ。「リヨン・シティカード」を利用すれば、費用を抑えながら街巡りを楽しむことができますよ。
ヨーロッパ最大規模のリヨン美術館や、仕掛け時計が有名な「サン・ジャン大司教教会」、ローマ時代の遺跡が観れる「ガロ・ロマン文明博物館」など、興味に合わせて様々な文化と歴史に触れましょう。
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最終日の5日目は、空港に向かうまでの時間、最後のパリの街を楽しみます。
ホテルをチェックアウト後も荷物を預かってもらい、お土産探しやグルメの旅に出かけましょう。
最終日のおすすめは、老舗カフェや話題のショッピングスポットが揃う「サン・ジェルマン・デ・プレ」エリア。
パリ最古の教会である「サン・ジェルマン・デ・プレ教会」から街歩きをスタートし、老舗カフェでブランチ、ボナパルト通りでショッピング…!歴史あるスポットから最新ブランドのショッピングまで楽しむことができるのが、サン・ジェルマン・デ・プレのエリアの魅力です。
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また、旅の締めくくりに、船上からパリの街並みを眺めてみるのもおすすめ。
セーヌ川を周遊するバトビュスに乗れば、これまでに見たランドマークを再度眺めながら、旅の思い出を振り返ることができます。バトビュスは乗り降り自由なので、当日の残り時間に合わせて、気の向くまま楽しむことができます。
クルーズが終わったらホテルで荷物をピックアップし、「シャルル・ド・ゴール空港」へ。思い出に浸りながら帰路につきましょう。
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最後に、フランスは観光バスやフリーチケットなど、公共交通機関や観光施設で発売されているお得なチケットがたくさんあります。オンラインで購入することができるものも多いため、事前に様々な情報収集をすることで、予算をぐっと抑えて旅を楽しむことができます。
今回は、パリを中心とした6日間のモデルコースをご紹介しました。
この他にもノートルダム大聖堂や、サクレクール寺院など見どころはたくさんあります。ご紹介したコースにお好きなものを組み込んで、楽しい一人旅を楽しんでくださいね
※2018年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/2/11更新)
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