ニュース
秋葉原~御徒町間の高架下に集合店舗と宿泊施設。AKI-OKAエリア開発
2019年7月23日 13:29
ジェイアール東日本都市開発は、秋葉原~御徒町駅間の高架下の、秋葉原駅側約160m区間に、集合店舗4棟および宿泊施設1棟を建設することを発表した。
両駅間を“歩きたくなる高架下”として賑わいの創出を目指す「AKI-OKA」エリアの開発の一環。AKI-OKAでは、2010年に開業した「2k540 AKI-OKA ARTISAN」を皮切りに、「ちゃばら AKI-OKA MARCHE」、「御徒町らーめん横丁 AKI-OKA GOURMET」などテーマを設けた開発を進めてきた。
今回の計画では、開業後に既存各施設と相互連携し、各店舗等の多様なサービスを提供することによる、“歩きたくなる高架下”の完成を目指す。場所は東京都千代田区神田練塀町13-1、15-1ほか。秋葉原駅から約徒歩3分。敷地面積は約4,000m2。
集合店舗は、2019年度下期から順次オープン予定。「日本の技術」をテーマとし、かつての電気街を意識した専門的で独特な世界観を活かした開発を進める。
倉庫や工場をデザインモチーフとした建物の中で、オーディオやカメラなど秋葉原らしいプロダクトの商品の販売や中古買取販売および修理などの物販エリアと、蒸溜所など食の技術を感じる飲食エリアを展開する。
宿泊施設は、2019年11月開業予定。国内観光客、訪日外国人および近隣ワーカー等をターゲットにした、価格帯を抑え、かつ居心地の良いホテルを目指す。通常のダブルタイプに加え、大人数部屋を多数用意し、ファミリー層にも対応するとしている。
また宿泊施設は、今回新たに計画している集合店舗や既存の「2k540 AKI-OKA ARTISAN」、「ちゃばら AKI-OKA MARCHE」などとの連携を予定する。
宿泊施設は地上2階建てで、1階が時間制駐車場、2階がホテル。客室数は29室、収容人数は101名予定。客室は、2名室13室、3名室2室、4名室6室、5名室4室、6名室3室、7名室1室。事業者はアジアゲートホールディングス、運営者はIKIDANE。