1854年のスイス中央鉄道の仮駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/11/26 14:33 UTC 版)
「バーゼルSBB駅」の記事における「1854年のスイス中央鉄道の仮駅」の解説
1854年に、ハウエンシュタイン線(ドイツ語版)の建設工事が始まった。バーゼルからリースタルへ至る最初の区間が開業するまで、バーゼルの駅をどの位置に建設するかが活発に議論されたが、決定には至らなかった。 1854年12月19日の開業に間に合わせるために、スイス中央鉄道はルードヴィッヒ・マリンク (Ludwig Maring) の設計による木造の仮駅をエンゲル通り (Engelgasse) とランゲ通り (Lange Gasse) の位置に設置した。 間に合わせとして建設された控えめな建物は6年しか用いられなかった。鉄道の設備としては、駅舎、貨物上屋、車両や機関車の車庫、線路終端にターンテーブルなどがあった。単に駅舎が線路の北東側の脇に建っていただけで、本格的なターミナル駅であるとは考えられていなかった。駅はスイス中央鉄道の線路の起点であるだけで、フランスの鉄道や、1855年にラインタール線が建設したバディッシャー駅などとの接続はなかった。
※この「1854年のスイス中央鉄道の仮駅」の解説は、「バーゼルSBB駅」の解説の一部です。
「1854年のスイス中央鉄道の仮駅」を含む「バーゼルSBB駅」の記事については、「バーゼルSBB駅」の概要を参照ください。
- 1854年のスイス中央鉄道の仮駅のページへのリンク