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1915年:再着手とは? わかりやすく解説

1915年:再着手

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/10 15:47 UTC 版)

弦楽四重奏曲第1番 (オネゲル)」の記事における「1915年:再着手」の解説

ハリー・ハルプライヒによればオネゲル両親の手紙を見る限り1915年3月作曲次の段階へ進んだ考えられる同年11月に、これものちに改稿されることになるフィナーレ初稿完成したが、まだ中間楽章欠いていた。1916年3月オネゲル両親の手紙で「アダージョ」の作曲中であることを伝えている。「ヴァンサン・ダンディ指揮法授業受けていますが、とても面白いものです。(...)今月はいくつ旋律作って弦楽四重奏曲アダージョ書いています」。4月ル・アーヴル訪れたオネゲルアダージョ楽章完成させ、5月2日パリへ戻ったシャルル=マリー・ヴィドールクラス四重奏曲を持ち込みその際印象6月18日の手紙で両親綴っている。 .mw-parser-output .templatequote{overflow:hidden;margin:1em 0;padding:0 40px}.mw-parser-output .templatequote .templatequotecite{line-height:1.5em;text-align:left;padding-left:1.6em;margin-top:0}四重奏ヴィドール見せるとすぐには受け入れられない様子でしたが、とても古風な人だからよく理解できることです。彼はこれが巨大すぎると考えて第二主題二度目出てきたときには、展開が終わったものと考えていました)、和声見て顰め面」をしているようでしたアダージョはとてもポリフォニックかつ多調的で、彼に楽しい15分間過ごしてもらうことはできないでしょう。それでも彼は良い人で、いつも最後に君は才能があると言ってくれます

※この「1915年:再着手」の解説は、「弦楽四重奏曲第1番 (オネゲル)」の解説の一部です。
「1915年:再着手」を含む「弦楽四重奏曲第1番 (オネゲル)」の記事については、「弦楽四重奏曲第1番 (オネゲル)」の概要を参照ください。

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