ほう‐ろく【俸×禄】
ほう‐ろく〔ハウ‐〕【×焙×烙/×炮×烙】
はうろく
ぼうろく
焙烙
(ほうろく から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/20 08:17 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動焙烙(ほうらく/ほうろく)は、素焼きの土鍋の一種。炮烙・炮碌とも書き、炒鍋(いりなべ)とも言う。関東などでは「ほうろく」という[1]。
概要
低温で焼かれた素焼きの土器で、形は底が平たく縁が低い[2]。茶葉、塩、米、豆、銀杏などを炒ったり蒸したりするのに用いる。特に「焙烙蒸し」とよばれるときもある。また、宝楽焼の鍋としても用いられる。ゴマを煎る時などに使われる、口縁部が窄まり把手の付いたものは「手焙烙」と呼ばれる[3]。
その他
- 最初の焼き芋は、1793年(寛政5年)、江戸本郷で焙烙で蒸されて売られた。
- 茶器としても用いられ、河内国埴田(はんだ:大阪府羽曳野市埴生野)のものは「埴田炮烙(灼熔)」として愛好されたという[4]。炭手前のとき、炉または風炉の灰を入れて炭杓子の付属品を入れて持出でる。
- かつて戦国時代、瀬戸内海を中心として勢力を誇った村上水軍は焙烙に火薬を詰めた「焙烙玉」を武器として無類の強さを発揮した。
脚注
参考文献
- 斎藤忠「炮烙(ほうろく)」『日本考古学用語辞典(改訂新版)』2004年 学生社 pp.397 NCID BA68729429
- 神奈川県立博物館『地中に埋もれた江戸時代の道具たち-かながわの町と村の暮らしぶり-』2013年 神奈川県教育委員会 NCID BB1536492X
関連項目
ほうろく
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/22 07:46 UTC 版)
鴨志田家で飼われるミニチュア・ブル・テリアのオス。忍者犬として昔から忍術を仕込まれており、ピンチの際には甲斐たちを助けることもある。莞爾や丹波からも全幅の信頼を寄せられている。右目の周りにブラックマーキングがあるため、澪から『グーパンチ』と呼ばれている。首輪には飢渇丸、兵糧丸、水渇丸が仕込まれている。
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