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北島雪山とは? わかりやすく解説

きたじま‐せつざん【北島雪山】

読み方:きたじませつざん

[1636〜1697]江戸前期書家。肥後の人。名は三立(さんりゅう)。長崎中国人兪立徳(ゆりつとく)や黄檗(おうばく)僧らに書法を学ぶ。唐様書道の祖とされる細井広沢門人


北島雪山

読み方きたじま せつざん

江戸前期書家。肥後熊本生。名は三立雪山は号、別号参・花隠・隠等。陽明学修め、書を黄檗即非独立学び、特に兪立徳から文徴明の風を受け、これに張端図の風を加え一家成した門下細井広沢がいる。林鵞峰木下順庵人見卜幽らと親交があった。元禄10年(1697)歿、62才。

北島雪山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/24 23:44 UTC 版)

北島 雪山(きたじま せつざん、寛永13年(1636年) - 元禄10年閏2月14日1697年4月5日))は江戸時代前期の書家陽明学者黄檗僧などから文徴明の書法を学び、唐様の書風の基礎を築いた。


  1. ^ 姓を「北島」ではなく「北村」としているところは、伊勢の南川金鶏『間散余録』と同じである[2]
  2. ^ 『肥後先哲遺蹟』巻三には「葬崎之大音寺」とある[5]
  1. ^ 森銑三『偉人暦 続編 上』中公文庫、1997年、112p頁。 
  2. ^ 三村竹清『近世能書傳』二見書房、1944年、10p頁。 
  3. ^ 伴蒿蹊『近世畸人伝』有朋堂文庫、1914年、389-390p頁。 
  4. ^ 没年は元禄11年(1698年)説もある。
  5. ^ 三村竹清『近世能書傳』二見書房、1930年、20p頁。 


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