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唐湊とは? わかりやすく解説

唐湊

読み方:トソ(toso)

所在 鹿児島県鹿児島市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

唐湊

読み方:トソ(toso)

所在 鹿児島県(鹿児島市交通局2系統)

駅名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

〒890-0081  鹿児島県鹿児島市唐湊

唐湊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/18 02:43 UTC 版)

唐湊
町丁
紫原から望む唐湊と鹿児島市街
北緯31度33分56秒 東経130度32分08秒 / 北緯31.565583度 東経130.535528度 / 31.565583; 130.535528座標: 北緯31度33分56秒 東経130度32分08秒 / 北緯31.565583度 東経130.535528度 / 31.565583; 130.535528
日本
都道府県  鹿児島県
市町村 鹿児島市
地域 中央地域
地区 鴨池地区
人口情報2020年(令和2年)4月1日現在)
 人口 6,212 人
 世帯数 3,779 世帯
郵便番号 890-0081
市外局番 099
ナンバープレート 鹿児島
町字ID[1] 0118001(一丁目)
0118002(二丁目)
0118003(三丁目)
0118004(四丁目)
運輸局住所コード[2] 46500-1473
ウィキポータル 日本の町・字
ウィキポータル 鹿児島県
ウィキプロジェクト 日本の町・字
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唐湊(とそ[3])は、鹿児島県鹿児島市町丁[4]郵便番号は890-0081[5]。人口は6,777人、世帯数は3,779世帯(2020年5月30日現在)[6]。唐湊一丁目から唐湊四丁目まであり、唐湊一丁目から唐湊四丁目までの全域で住居表示を実施している[7]

地理

鹿児島市の中部、新川の下流域に位置する。町域の北方には田上上荒田町、南方には紫原、郡元町、東方には上荒田町郡元、西方には田上台田上がそれぞれ接している。

町域南部の唐湊四丁目には学校法人鹿児島純心女子学園が運営する鹿児島純心女子中学校・高等学校及び鹿児島純心女子短期大学があり、西部の唐湊三丁目には鹿児島大学農学部附属農場唐湊果樹園、唐湊一丁目及び唐湊二丁目には鹿児島市営唐湊墓地などの墓地が所在している。

河川

  • 新川
    鹿児島市石谷町を源流とする二級河川で、文化3年に田上川の改修により造られたとされる河川である[8]

町名の由来

「唐湊」という町名の由来はこの付近がの船が着いたであったという説や、この付近に唐人が住んでいたという説がある[8]

江戸時代後期の薩摩藩地誌である「三国名勝図会」には唐湊(唐渚)について下記のように記述している[9]

唐渚 中村にあり、此所古へ海灣にして、唐土の來舶泊繋せるゆゑに、唐渚の名ありといひ傳ふ、則ち側に船繋の松とてありし、近きに枯たり、此地今海濱を距ること遠く、變して田野となれり、こゝに辯財天社あり、唐人の建立といへり、これを雀が宮と名づく、鳥居の傍に碇捨池あり、唐人碇を捨しとぞ廻り僅に九歩ばかり、深きこと四尺餘もあらんと見いたり、何れの時世といふことを詳にせず、誌曰、高岸爲、深谷爲陵、この理にあればさもありなんか、

三国名勝図会巻之七

また、「唐湊」という町名は東京堂出版の『難読地名辞典』(1993年刊行)や、平凡社の『日本歴史地名大系』(1998年刊行)において難読地名として収録されている[10][11]

歴史

1993年平成5年)3月1日に、鴨池町の全域及び郡元町及び田上町の各一部にあたる唐湊地区において住居表示が実施されることとなり、田上町鴨池町郡元町の各一部より「唐湊一丁目」が設置され、田上町、鴨池町の各一部より「唐湊二丁目」、鴨池町、郡元町の各一部より「唐湊三丁目」、「唐湊四丁目」が設置された(これにより鴨池町は消滅)[12][4][13][14]

町域の変遷

実施後 実施年 実施前
唐湊一丁目(新設) 1993年平成5年) 鴨池町(一部)
郡元町(一部)
田上町(一部)
唐湊二丁目(新設) 田上町(一部)
鴨池町(一部)
唐湊三丁目(新設) 鴨池町(一部)
郡元町(一部)
唐湊四丁目(新設) 鴨池町(一部)
郡元町(一部)

人口

町丁別

世帯数・人口[15]
世帯数 人口
唐湊一丁目 1,338 2,511
唐湊二丁目 512 846
唐湊三丁目 986 1,856
唐湊四丁目 943 1,564

国勢調査

以下の表は国勢調査による小地域集計が開始された1995年以降の人口の推移である。

人口推移
人口
1995年(平成7年)[16]
7,020
2000年(平成12年)[17]
7,386
2005年(平成17年)[18]
7,502
2010年(平成22年)[19]
7,331
2015年(平成27年)[20]
7,052

施設

鹿児島純心女子中学校・高等学校
鹿児島唐湊郵便局

外交

公共

教育

郵便局

  • 鹿児島唐湊郵便局[29]

その他

小・中学校の学区

市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[31]

町丁 番・番地 小学校 中学校
唐湊一丁目 11-13 鹿児島市立中郡小学校 鹿児島市立鴨池中学校
35 鹿児島市立田上小学校 鹿児島市立武中学校
その他 鹿児島市立武小学校
唐湊二丁目 6、19 鹿児島市立田上小学校
その他 鹿児島市立武小学校
唐湊三丁目 14-19
鴨池ビュータウン[註 1]
鹿児島市立紫原小学校 鹿児島市立紫原中学校
31-32 鹿児島市立中郡小学校
その他 鹿児島市立鴨池中学校
唐湊四丁目 34 鹿児島市立紫原小学校 鹿児島市立紫原中学校
その他 鹿児島市立中郡小学校 鹿児島市立鴨池中学校

交通

郡元駅
高麗通線(紫原方面)

道路

主要地方道
市道

鉄道

九州旅客鉄道指宿枕崎線

脚注

  1. ^ 鴨池ビュータウンの番地は、唐湊3丁目33番~48番
  2. ^ 螺旋状部分は郡元に位置する。

出典

  1. ^ 日本 町字マスター データセット”. デジタル庁 (2022年3月31日). 2022年4月29日閲覧。
  2. ^ 自動車登録関係コード検索システム”. 国土交通省. 2021年4月26日閲覧。
  3. ^ 鹿児島市の町名”. 鹿児島市. 2020年10月25日閲覧。
  4. ^ a b かごしま市民のひろば1993年 (平成5年2月号) 第309号”. 鹿児島市. 2021年1月3日閲覧。
  5. ^ 鹿児島県鹿児島市唐湊の郵便番号”. 日本郵便. 2021年2月23日閲覧。
  6. ^ 年齢(5歳階級)別・町丁別住民基本台帳人口(平成27~令和2年度)”. 鹿児島市 (2020年4月1日). 2020年5月8日閲覧。
  7. ^ 住居表示実施区域町名一覧表”. 鹿児島市 (2020年2月3日). 2020年6月28日閲覧。
  8. ^ a b c d 中原克己、福盛三南美、三宅太郎 2012.
  9. ^ 薩摩藩 1843.
  10. ^ 山口恵一郎 & 楠原佑介 1993, p. 275.
  11. ^ 芳即正 & 五味克夫 1998, p. 993.
  12. ^ 町の区域の設定及び変更(平成5年鹿児島県告示第321号、平成5年2月26日付鹿児島県公報第603号)
  13. ^ 南日本新聞 2015, p. 828.
  14. ^ 平成5年鹿児島県告示第321号(町の区域の設定及び変更、平成5年2月26日付鹿児島県公報第603号所収)
  15. ^ 年齢(5歳階級)別・町丁別住民基本台帳人口(平成27~令和2年度)”. 鹿児島市 (2020年4月1日). 2020年5月8日閲覧。
  16. ^ 国勢調査 / 平成7年国勢調査 小地域集計 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
  17. ^ 国勢調査 / 平成12年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
  18. ^ 国勢調査 / 平成17年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
  19. ^ 国勢調査 / 平成22年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
  20. ^ 国勢調査 / 平成27年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
  21. ^ 駐日外国公館リストアジア”. 外務省. 2021年12月26日閲覧。
  22. ^ 法務少年支援センターかごしま”. 法務省. 2021年2月23日閲覧。
  23. ^ 唐湊福祉館”. 鹿児島市. 2021年2月23日閲覧。
  24. ^ 鹿児島市内の墓地の所在地を知りたい。”. 鹿児島市. 2021年2月23日閲覧。
  25. ^ 南日本新聞 2015, p. 976.
  26. ^ 南日本新聞 2015, p. 960.
  27. ^ 南日本新聞 2015, p. 951.
  28. ^ 南日本新聞 2015, p. 942.
  29. ^ 鹿児島唐湊郵便局(鹿児島県)”. 日本郵便. 2021年2月23日閲覧。
  30. ^ 施設 鹿児島大学附属農場”. 鹿児島大学農学部附属農場. 2021年2月23日閲覧。
  31. ^ 小・中学校の校区(学区)表”. 鹿児島市役所. 2020年9月26日閲覧。
  32. ^ 平成27年度 道路交通量調査 断面交通量順位表 - 鹿児島市 (p.6/8) (PDF)
  33. ^ 南日本新聞 1990, p. 995.

参考文献

関連項目




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