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回鶻とは? わかりやすく解説

ウイグル【Uighur】

読み方:ういぐる

トルコ系遊牧民族の一。744年突厥(とっけつ)を破ってモンゴル高原ウイグル王国建てたが、1世紀後、内紛キルギス人侵入によって滅亡し四散。うち西域移ったものは西ウイグル王国建てたが、13世紀末、元に帰属後、乱によって国を失った初めマニ教仏教、のちにイスラム教信仰。現在、中国新疆(しんきょう)ウイグル自治区の主要住民

[補説] 「回紇」「回鶻」「畏兀兒」とも書く。


かいこつ〔クワイコツ〕【回×紇/回×鶻】

読み方:かいこつ

ウイグル


回鶻

読み方:カイコツ(kaikotsu)

ウイグル


回鶻

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/20 09:24 UTC 版)

オルド・バリク(?-840年


  1. ^ 『テス碑文』(http://irq.kaznpu.kz/?lang=e&mod=1&tid=1&oid=25&m=1) による突厥文字表記。「(Uyγur)」は右から左へ読む。
  2. ^ a b c 森安孝夫『興亡の世界史05 シルクロードと唐帝国』
  3. ^ a b 小松久男『世界各国史4 中央ユーラシア史』
  4. ^ 山田信夫『北アジア遊牧民族史研究』
  5. ^ 三上次男、護雅夫、佐久間重男『人類文化史4 中国文明と内陸アジア』
  6. ^ a b 『旧唐書』列伝第一百四十五 迴紇
  7. ^ a b 『新唐書』列伝第一百四十二上 回鶻上、列伝第一百四十二下 回鶻下
  8. ^ 『魏書』太祖武帝紀・列伝第九十一 高車、『北史』列伝第八十六 高車
  9. ^ 『隋書』列伝第四十九 北狄、『北史』列伝第八十七 鉄勒
  10. ^ 『旧唐書』列伝第一百四十五 迴紇
  11. ^ 『新唐書』列伝第一百四十二上 回鶻上、列伝第一百四十二下 回鶻下
  12. ^ 『新唐書』列伝第一百四十二上 回鶻上には「又請易回紇曰回鶻、言捷鷙猶鶻然。:(武義成功可汗が)“回紇”という字を変えて“回鶻”としたいと請うたが、この字義は鶻(はやぶさ)のようなすばやい猛獣という意味である。」とある。
  13. ^ 『旧唐書』列伝第一百四十五 迴紇には「元和四年、藹徳曷里禄没弭施合蜜毘伽可汗遣使改為迴鶻、義取迴旋軽捷如鶻也。:元和4年(809年)、藹徳曷里禄没弭施合蜜毘伽可汗(保義可汗)は(唐に)遣使を送って(国名を)“迴鶻”と改めさせた。その意味は鶻(はやぶさ)のように飛びまわり、軽やかで速やかという意味である。」とある。
  14. ^ 『突厥与回紇史』第八章
  15. ^ 『回紇史』第1章
  16. ^ 最盛期の匈奴単于国は中央ユーラシア東部全域を支配していたので、その支配下の諸民族もすべて匈奴国民となった。
  17. ^ 魏書』・『北史
  18. ^ 『周書』・『北史』・『隋書』・『旧唐書』
  19. ^ 『魏書』列伝第九十一、『北史』列伝第八十六
  20. ^ 『隋書』列伝第四十九 北狄、『北史』列伝第八十七、『旧唐書』列伝第一百四十九下・列伝第一百四十五、『新唐書』列伝第一百四十二上
  21. ^ イルテベル(頡利発、Iltäbär)とは、突厥可汗国の統制下において、突厥可汗によって各部族長に与えられた称号の一つ。
  22. ^ 『旧唐書』列伝第一百四十五 迴紇、『新唐書』列伝第一百四十下 突厥下・列伝第一百四十二上 回鶻上
  23. ^ a b c d 『旧唐書』列伝第一百四十五 迴紇、『新唐書』列伝第一百四十二上 回鶻上
  24. ^ 『突厥与回紇史』
  25. ^ 『旧唐書』列伝第一百四十五 迴紇、『新唐書』列伝第一百四十二上 回鶻上、『資治通鑑』巻238-241
  26. ^ 遊牧国家の習慣の一つにレビラト婚というものがある。レビラト婚とは、夫に先立たれた妻が、その息子や弟に再び嫁ぐというものであり、これには血統を絶やさない目的がある。ただし、嫁ぎ先は血の繋がっていない息子に限る。
  27. ^ 『旧唐書』列伝第一百四十五 迴紇、『新唐書』列伝第一百四十二上 回鶻上・列伝第一百四十二下 回鶻下
  28. ^ 「㕎」は「厂+盍」と書く。
  29. ^ 『旧唐書』列伝第一百四十五 迴紇、『新唐書』列伝第一百四十二下 回鶻下
  30. ^ 宮脇 2002,p41
  31. ^ 10世紀から11世紀における「九姓タタル国」[リンク切れ]
  32. ^ a b 『回紇史』
  33. ^ a b 『回紇史』第四章
  34. ^ 『新唐書』回鶻上に「薬羅葛回紇姓は、僕骨・渾・抜野古・同羅・思結・契苾などの六種夷と数に列さず」とあり、九姓鉄勒と九姓回鶻は異なることを示している。また、『回紇史』第二章において「九姓とは北東アジアの遊牧民にとって象徴的な数字である九や十を使用した一種の雅号であって、中枢氏族が九つだったわけではない」としている。
  35. ^ 『回紇史』第二章一、『突厥与回紇史』第八章
  36. ^ 通典』、『集史』ウイグル部族志


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