Location via proxy:   [ UP ]  
[Report a bug]   [Manage cookies]                

支線とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 交通 > > 道路 > 支線の意味・解説 

し‐せん【支線】

読み方:しせん

鉄道路線送電線などで、本線から分かれた線。⇔幹線

電柱などを支えるため、その上部から地上斜めに張った鉄線


支線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/19 10:26 UTC 版)

支線(しせん、: branch line)とは、鉄道において本線から枝分かれ(分岐)した鉄道路線のことである。枝線(えだせん)、別線(べつせん)とも。

支線には、起点・終点のどちらか片端だけ他の鉄道路線に接続するものと、両端で本線に接続して本線のバイパス機能を果たすものがある。支線の列車運行は、本線と直通する場合(例:鶴見線の海芝浦支線・大川支線)や分離している場合(例:埼京線[注釈 1])がある。

イギリスにおける支線

イギリスの多くの支線は、1960年代国営鉄道の運営費削減施策(ビーチング・アックス)のために廃止された。

現在 存在する支線の中でも最も短いものは、Stourbridge Town Branch Lineであり、 Stourbridge JunctionからStourbridge Townまでのもので、単線で、長さわずか0.8マイル(1.3 km)で、走行時間2分半程度である。

日本における支線

日本国有鉄道の線路名称における「支線」

日本国有鉄道(国鉄)の路線名を定めた「日本国有鉄道線路名称」においては、国鉄の路線は「○○線の部」と呼ばれるカテゴリーに分けられ、その中に「○○本線」とそれ以外の(「本線」とつかない)路線が含まれる構造になっていた(一部「本線」がなく「○○東・西線」「○○南・北線」であるものも存在[注釈 2]

この場合「本線」とつかない路線がすべて「支線」ということになる[独自研究?]。この分類において最長の「支線」は、東北本線の「支線」である常磐線であった。

また、個別の路線においても、メインとなる区間から枝分かれするような(独立した路線名がない)区間があり、これらのことも「支線」(または枝線)と通称された[要出典]

国鉄の分割・民営化後も線路名称はJR各社に引き継がれたが、四国旅客鉄道(JR四国)はのちに「本線」を廃してすべて「○○線」となっている。

私鉄における「支線」

私鉄においても上述の例と同様に、本体となる路線から分岐しているものの、独自の名前をもたない「支線」が存在する[独自研究?]

また、軌道線の中には、長崎電気軌道の各支線や富山地方鉄道富山軌道線の支線など、正式名称に「支線」を含むものが存在する。かつては鉄道線にも南海天王寺支線名鉄小坂井支線などが存在したが、いずれも廃止され現存しない。

注釈

  1. ^ 路線としては赤羽駅 - 大宮駅間が東北本線の支線だが、東北本線の本線区間には乗り入れていない。
  2. ^ 磐越東線磐越西線

関連項目


支線(名古屋支線)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 02:24 UTC 版)

名古屋第二環状自動車道」の記事における「支線(名古屋支線)」の解説

区間名古屋市名東区所在名古屋ICインターチェンジありながら一般道路接続せず、高速道路のみと接続するIC番号施設名接続路線名古屋から(km備考21名古屋IC E1 東名高速道路 0.0 一般道路との流出不可 5-2本郷IC 県道60名古屋長久手線(東山通0.5 本線方面入口名古屋IC方面出口 5-1上社JCT C2 本線 1.4

※この「支線(名古屋支線)」の解説は、「名古屋第二環状自動車道」の解説の一部です。
「支線(名古屋支線)」を含む「名古屋第二環状自動車道」の記事については、「名古屋第二環状自動車道」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「支線」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「支線」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



支線と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「支線」の関連用語

支線のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



支線のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの支線 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの名古屋第二環状自動車道 (改訂履歴)、上越新幹線 (改訂履歴)、函館本線 (改訂履歴)、東京都道・埼玉県道58号台東川口線 (改訂履歴)、京葉線 (改訂履歴)、北杜市民バス (改訂履歴)、タトラ電鉄線 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS