核小体低分子RNA
核小体低分子RNA
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/03 16:19 UTC 版)
核小体低分子RNA(かくしょうたいていぶんしRNA)は核小体に存在するRNAで、ノンコーディングRNAの1つである。リボソームRNA及びその他のRNA遺伝子のメチル化やシュードウリジン化の化学修飾を導く小さなRNA分子の一群である。英語のsmall nucleolar RNAを略してsnoRNAと呼ばれることも多い。
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- 1 核小体低分子RNAとは
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核小体低分子RNA(small nucleolar RNA、snoRNA)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 14:39 UTC 版)
「ノンコーディングRNA」の記事における「核小体低分子RNA(small nucleolar RNA、snoRNA)」の解説
snoRNAはrRNAや他のRNAの化学的修飾(メチル化やシュードウリジル化など)に関与する一群の低分子RNAであり、標的核酸分子と相補的塩基対を形成するガイドRNAである。snoRNAはタンパク質と複合体(small nucleolar ribonucleoprotein complex、snoRNP)を形成し、多くは核内の核小体に局在する。snoRNPには化学修飾を触媒する酵素タンパク質が含まれていることが多い。テロメアの伸長反応を行うテロメラーゼに含まれるRNA構成要素(telomere RNA component、TERC)はsnoRNAの一種であり、テロメラーゼに含まれる逆転写酵素(telomere reverse transcriptase、TERT)はTERCを鋳型としたDNA合成によりテロメアの伸長を行う。
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