たな‐ごおり〔‐ごほり〕【棚氷】
棚氷(たなごおり)
棚氷(ice shelf)
棚氷
棚氷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 02:32 UTC 版)
南極の殆どの海岸線は棚氷(海に浮く氷床)か氷壁(陸上の氷)である。棚氷は、ゆっくりと後続の氷河に押し出されていくのに伴って、融けたり細かく分裂したりする。既に水に浮いている棚氷が融けても海水準は殆ど変化しないが、それによって後続の氷河の流下速度を速める可能性がある。 南極半島周辺の海岸沿い氷河の変遷 1936〜1989年: Wordie棚氷が明らかに小さくなる。 1995年: プリンスグスタフ海峡から氷が無くなる (Prince Gustav Channel)。最期に氷が無くなったのはおよそ1900年前〜6500年前の間であり、それはおそらく完新世の気候最温暖期と思われる。 ラーセン棚氷の一部が過去何十年かの内に分裂。1995年: ラーセンA棚氷が1月に崩壊。 2001年: ラーセンB棚氷(広さ3,250 km²)2月に崩壊。 ロス棚氷とラーセン棚氷も参照のこと。
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