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棲霞寺とは? わかりやすく解説

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せいか‐じ【棲霞寺】

読み方:せいかじ

中国南京(ナンキン)の北東の摂山にある古刹(こさつ)。南北朝時代南斉の明僧紹の創建大理石の大舎利塔南唐のもの。寺の後方千仏嶺には、南斉(りょう)時代以来仏龕(ぶつがん)が多数ある。


せいかじ 【棲霞寺】

中国南京北東、摂山にある名刹。劉宋の泰始年間四六五~七一)明僧紹(明徴君)の創建南朝三論宗中心南北朝期千仏巌、隋代の五層石塔などが残る。栖霞寺。

棲霞寺

読み方:セイカジ(seikaji)

別名 阿弥陀堂

宗派 浄土宗

所在 京都府京都市右京区

本尊 阿弥陀如来観世音菩薩勢至菩薩

寺院名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

棲霞寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/25 05:04 UTC 版)

棲霞寺
毘盧宝殿
江蘇省における位置
基本情報
所在地 中国江蘇省南京市棲霞区
座標 北緯32度09分15秒 東経118度57分14秒 / 北緯32.15417度 東経118.95389度 / 32.15417; 118.95389座標: 北緯32度09分15秒 東経118度57分14秒 / 北緯32.15417度 東経118.95389度 / 32.15417; 118.95389
宗教 仏教
宗派 三論宗より初)
建設
様式 中国建築
創設者 僧紹
創設 489年
完成 1919年(再建)
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棲霞寺(せいかじ)は、中華人民共和国江蘇省南京市棲霞区にある仏教より初は三論宗)の寺院南京駅から路線バスで約1時間の南京の北東22キロに位置する棲霞山(摂山)西麓にある。

歴史

棲霞寺は南朝斉永明2年(484年)(永明元年、永明7年の説もあり)に処士の明僧紹(は徴君)が自らの居所を改築して棲霞精舎を開いたことに始まる。

また、隋から唐初にかけて、僧朗・僧詮・吉蔵549年 - 623年)らの三論宗の衆徒が、この棲霞山(摂山)の止観寺や棲霞寺を拠点として教勢を張り、摂嶺相承と称せられた。慧布(518年 - 587年)は棲霞寺の禅堂を造営した。唐の高祖李淵が、功徳寺と寺名を改めた。

洪武25年(1392年)に寺名を棲霞寺に戻したが、咸豊5年(1855年)に棲霞山一帯での清軍と太平天国軍の激戦により焼失、光緒34年(1908年)に再建され、1500年以上の歴史があり、南京最大規模の寺である。清には乾隆帝が「第一金陵名秀山」と称賛した。

舎利塔

境内

三門、天王殿、毘盧殿、石造の無量殿(大仏閣、三聖殿)、磨崖の千仏龕石窟がある。

無量殿の近くの高台には、仁寿舎利塔がある。ただし、隋の仁寿元年(601年)に建塔されたものだが、五代十国時代南唐の重修である。

秋になると紅葉が見事だという。「棲霞紅葉」は南京の有名な風景のひとつであり、さらに「春牛首、秋棲霞」とも言われることもある。周辺地域には六朝の頃の陵墓、石刻がある。1937年の旧日本軍の南京事件の際に難民約2万人が棲霞寺に避難していたとされ、2005年8月に『棲霞寺1937』という映画が公開された。南京では著名な寺である。


交通アクセス

6号線
棲霞山駅

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