状態異常(ステータス異常)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/01/18 16:28 UTC 版)
「ファイナルファンタジーXIの戦闘システム」の記事における「状態異常(ステータス異常)」の解説
主に○○ナ系の白魔法や特定のアイテムによって治療可能な状態変化。 戦闘不能 敵からの攻撃によるダメージの蓄積によりHPが0になった際や、デスや斬鉄剣などの即死の効果がある(ダメージ表示なしで「~は、力尽きた」とだけ表示される)魔法や特殊攻撃を受けた際に、自動的に発生する状態変化。治療手段は、レイズ、アレイズ、リレイズなど。 HPが0になり力尽きた状態である為、死亡状態ともいえる。 ホームポイントへ戻るか、レイズの魔法を受けて復活するかのどちらかの動作しか出来ず、sayとshoutによるチャット(不特定多数へのチャット)も不可能となる。 なお、この状態変化になった際には、現在の経験値が一定量失われる(蘇生魔法によって復活した際には、失われた経験値の中から、かけられた蘇生魔法のランクと戦闘不能者のレベルに応じた分の経験値が返還される)。 衰弱 戦闘不能からレイズなどの魔法で復活した際、宝箱の開錠に失敗した際、青魔法の自爆を使用した際、一部のNMが使用するWSの追加効果を受けた際、デュナミスなどの特定エリアにおいて一度脱出した後に再進入した際などに発生する状態変化。治療手段は、レヴィヴィセンス(一部のNPCのみが使用可能で、PCは使用出来ない) 衰弱中は、最大HPが約1/4、最大MPが約1/3(装備などによる補正を除いた値で1/4、および1/3)にダウンし、近接物理攻撃間隔と魔法のリキャスト時間も2倍となる(ヘイストなどで軽減する事は可能) また、衰弱中に再度戦闘不能に陥り、レイズなどで復活した場合や、一部のデュナミスなど、特定エリアにおいて一度脱出した後に再進入した場合は、強い衰弱状態となり、上記のペナルティに加え(強い衰弱の種類によっては最大HPと最大MPが上記の値よりもさらに半減し)、近接物理攻撃力と魔法攻撃力が0になり、遠隔物理攻撃力と遠隔物理命中率が限りなく0に近い値となる。 なお、魔法命中率、魔法スキル、武器スキルは変化しないので、弱体魔法や物理系青魔法などに関しては、命中率や威力がダウンする事はない。 基本的に5分もしくは10分経過する事で解除されるが、シーフツールを使った宝箱の開錠に失敗した際の衰弱は、現在のシーフレベル×2分経過するまで解除されない。 なお、一部の敵が使用する特殊技の追加効果で衰弱になった場合は、2~3分程度で解除される。 また、白魔法「アレイズ」によって戦闘不能状態から復活した際も、3分で解除される。 毒 3秒ごとにHPが減少する状態変化。治療手段は、ポイゾナ、エスナ、毒消しなど。 減少するHP量や効果時間は魔法や特殊攻撃ごとに異なっており、1ずつ減少する毒もあれば、50ずつ減少する毒もある。 麻痺 一定の確率で行動がキャンセルされる(失敗する)状態変化。治療手段は、パラナ、エスナなど。 行動がキャンセルされる確率は、魔法や特殊攻撃ごと、および麻痺への耐性の高さ(プレイヤーから効果深度と呼ばれる事の多い見えない数値)によって異なり、ほとんどキャンセルされないような場合もあれば、常時キャンセルされてしまうような場合もある。 なお、解除不可能な強力な麻痺というのが少数存在しており、この麻痺に陥った場合は、自然回復するまで治療する事が出来ない。 静寂/沈黙 魔法、呪歌、忍術の詠唱が出来なくなる状態変化。治療手段は、サイレナ、やまびこ薬など。 なお、弱い静寂と強い静寂があり、弱い静寂/沈黙は魔法やアイテムで治療出来るが、強い静寂/沈黙は自然回復するまで治療する事が出来ない。 ちなみに、静寂と沈黙で効果の差はない。 暗闇 物理攻撃の命中率がダウンする状態変化。治療手段は、ブライナ、エスナ、目薬など。 病気/悪疫 ヒーリング(ヒーリングの動作をとっている間は、一定時間ごとにHPとMPが徐々に回復していく)が無効化される状態変化。治療手段は、ウィルナ、エスナなど。 悪疫には上記の効果の他に、3秒ごとにMPとTPが減少する効果が追加されている。 呪い/呪詛 最大HPと最大MPがダウンし、移動速度も遅くなる状態変化。治療手段は、カーズナ、エスナ、聖水など。 ダウンする最大HPと最大MPの量は、呪いと呪詛で異なり、呪詛の方が大きくダウンする。 また、弱い呪いと強い呪いがあり、弱い呪いは魔法やアイテムで治療出来るが、強い呪いは自然回復するまで治療する事が出来ない上、ケアルなどの回復魔法によってHPを回復する事も出来なくなる。 睡眠/ナイトメア 一切の行動が出来なくなる状態変化。治療手段は、攻撃によるダメージを受ける、HP回復魔法をかけるなど。 ナイトメアには上記の効果の他に、3秒ごとにHPが減少する効果が追加されている(ただし、HPが減少する効果のないナイトメアも存在する) なお、睡眠は、毒などのスリップダメージ(時間経過で徐々にHP減少)でも解除されるが、ナイトメアは解除されないという特徴がある(また、攻撃によるダメージを受けても解除されないナイトメアもある) 石化 一切の行動が出来なくなる状態変化。治療手段は、ストナなど。 石化の効果時間は、魔法や特殊攻撃ごとに異なっている。 また、敵側に発生する石化(プレイヤーからモンスターに対して付与した石化効果)に関しては、攻撃してダメージを与えると同時に解除される(ただし、スリップダメージでは解除されない) なお、視線によって発生する石化は、視線が外れると同時に解除される。 徐々に石化 20のカウントが表示され、カウントが0になると石化に陥る状態変化。治療手段は、ストナなど(ただし、ストナが無効で、完全に石化するまで治せない徐々に石化も存在する) なお、カウントが進行するほど、移動速度が遅くなっていくという特性を持つ。 死の宣告 10のカウント(敵によっては5のカウント)が表示され、カウントが0になると戦闘不能に陥る(強制的にHPが0になる)状態変化。治療手段はカーズナ、聖水など(ただし、100%治療出来るわけではなく、治療に失敗する場合もある) 基本的には、死の宣告の使用者が戦闘不能になると解除されるが、解除されない死の宣告も存在する。 また、フィールドタイプの死の宣告は、そのフィールドの領域外へ離脱した時点で、カウントが停止、リセットされる(ただし、自然消滅した場合は、解除されずにカウントが継続される物もある) なお、敵側に発生する死の宣告(プレイヤーからモンスターに対して付与した死の宣告効果)は、対象モンスターが即死する(強制的に対象モンスターのHPを0にする)までの時間が60カウントと非常に長く、レジスト具合によってはカウントの途中で死の宣告自体が解除されてしまう事もある。 魅了 味方を自動的に攻撃してしまう状態変化。治療手段は、なし。 一定時間が経過するか、魅了の使用者が戦闘不能になると解除される。 PCは魅了状態になると、敵モンスターとして判別される為、各種攻撃や魔法を仕掛ける事が可能になるという特徴がある。この為、スリプルやバインドなどの相手を動けなくする魔法を魅了されたPCに使う事で、味方を攻撃するのを防ぐ事が可能である。 なお、魅了状態のPCを攻撃し、戦闘不能にしたとしても、そのPCの経験値が減る事はない。 変身(トード/コウモリ/モルボル/カトゥラエ/コスチュームなど) カエルやコウモリなどに姿が変化する状態変化。治療手段は、なし。 変身させられる特殊攻撃には、同時に魅了の効果も有しており、変身させられた上で味方を自動的に攻撃してしまう事になる。 なお、エンチャントやアイテムを使った場合、もしくは特定の場所を調べた場合にのみ発生する「コスチューム」の効果に関しては、魅了効果のない変身となっている。 挑発 アビリティ「挑発」と同名の状態変化。治療手段は、なし。 特定の状況でのみ「挑発」の性能が変化して、この状態変化を与えるものとなる。 この効果中は、挑発の実行者に対してのみ攻撃が可能となり、回復魔法や強化魔法も全て挑発の実行者に対してかかるようになる。 また、自身に対してのみ使用出来る全ての魔法やアビリティが使用不可能となる。 アムネジア アビリティ、ペットコマンド、ウェポンスキルが使用出来なくなる状態変化。治療手段は、エクフォリアリングのエンチャント効果。
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