管理局
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 04:56 UTC 版)
浦地正宗(うらち まさむね) 声 - 櫻井孝宏、田村睦心(少年) 管理局対策室室長。「対象の時間を巻き戻す」能力を持ち、ケイ達に大きく敵対する。浅井ケイが高校一年生の時点では索引さんの上司だった。 心の底から能力を嫌っているため、その立場を利用して咲良田から能力をなくそうと画策する。 索引さん(さくいんさん) 声 - 植竹香菜 管理局の女性。「感情を色で見分ける」能力を持ち、対策室ではこの能力を嘘発見器のように利用している、。 咲良田中のすべての能力を把握している。ケイが咲良田に訪れた時に、管理局の人間として接触した人物でもある。 加賀谷(かがや) 声 - 喜山茂雄 「対象をロックする」能力を持つ。対象の時間を止める事が出来るが、能力発動には形式があり、右手でロックし左手で解除する。 非通知くん(ひつうちくん) 声 - 西山宏太朗(好井良治) / 紗倉のり子(応答音声) 咲良田の管理局公認の情報屋で、素性を隠すために電話では女性の声を使っている。本名は、好井良治(よしい りょうじ)。 極度の潔癖症で、家の中に引きこもり、ミネラルウォーター以外は口にすることができない。情報を生きるための栄養として摂取する能力を持っている。人間から情報を摂取することもできるが、一定以上の情報を奪うとその人間を殺してしまうことになる。 魔女 声 - 大原さやか、荒川美穂(少女) 管理局の頂点に近い立場にいる高齢の女性。管理局が咲良田を管理するための一システムとして存在しており、名前などは排除され、逃亡することができない部屋に閉じ込められている。 能力は「未来視」。これは「極めて正確に未来をシミュレーションする能力」であると語られた。ただし、この未来視は完全ではなく、彼女自身や他の未来視の能力者の干渉によって変化する。ケイおよび春埼による「リセット」は「きわめて正確な未来のシミュレーション」の内に入っており、これによって未来を変えることは出来ない。 死期が迫っており、恋人である佐々野宏幸と死ぬ前に再び会うためにケイや岡絵里を利用しようとしていたが、魔女ではない未来視能力者の干渉によってその計画は頓挫した。しかし、ケイの手引きによって抜け出し、佐々野とともに咲良田を出た。その際に、ケイに未来視の能力者である少女と彼が再び会うことになることを教える。 佐々野宏幸(ささの ひろゆき) 声 - 中博史、関根明良(少年) 岡絵里に能力を奪われた高齢の男性。管理局の創立メンバーで、現在は役所勤めを経て、定年退職している。 能力は、自分が能力によって撮った写真を、撮った場所で破ることによって写真の中に入ることができるというもの。管理局には、写真を撮るときと写真を破るときの両方に能力を使用する必要があると偽っていた。写真は誰が破ってもその中に入ることができ、その際に写真に触れていた人物全員に効果がある。写真の中は、映っている場所だけしかない代わりに、そこにあるものは記憶や思考を含め、人間でさえも完璧に再現されている。効果は10分間で、写真に写っている領域から出ることで強制的に解除することができる。効果中は対象者は現実世界から消失しており、どの条件によって効果が切れた場合でも写真内空間で移動した分だけ現実世界でも移動した場所に出現する。 魔女と呼ばれる女性と再び会うために行動していた。魔女とは恋人同士だったが、管理局を運営するためのシステムになることを選んだ彼女と死の間際に再び会うことを約束して別れた。 偶然彼のアルバムの中にあった相麻菫が映った写真が、相麻菫の復活のために使われた。
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