自ずと
読み方:おのずと
「自ずと」とは、それ自体の性質によって自発的に、あるいは事の成り行きによって自然に、変化などが起こるさまを意味する表現である。要するに「外部からの働きかけの影響を受けずに自然とそうなる」という意味の言葉である。
「自ずと」は副詞として動詞を修飾する。「おのずから」「ひとりでに」「自然に」「自動的に」などとも言い換えられる。
かつては振り仮名を「自と(おのづ-と)」と表記することもあった。「自ずから」も「自ら(おのづか-ら)」と表記されることがあった。現代では、 特に「自ら」は「みずか-ら」とも読めてしまうため、もっぱら「自ずから」と表記される。「おのずと」も同様にもっぱら「自ずと」と表記される。
「自然と」は特に「成り行き上なかば当然のようにそうなる」「能動的に何かするわけでなく勝手にそうなる」というニュアンスを含む場合が多い。
「自ずと」や「自ずから」は、「成り行き上そうするのが半ば当然である」という能動的なニュアンスを込めて用いられることがある。「自ずから」は特に文語的な表現として用いられる。
とはいえ3者に際立った違いはなく、たいていの文脈では互いに入れ替えて用いても特に違和感は生じない。
「自ずと」とは、それ自体の性質によって自発的に、あるいは事の成り行きによって自然に、変化などが起こるさまを意味する表現である。要するに「外部からの働きかけの影響を受けずに自然とそうなる」という意味の言葉である。
「自ずと」は副詞として動詞を修飾する。「おのずから」「ひとりでに」「自然に」「自動的に」などとも言い換えられる。
かつては振り仮名を「自と(おのづ-と)」と表記することもあった。「自ずから」も「自ら(おのづか-ら)」と表記されることがあった。現代では、 特に「自ら」は「みずか-ら」とも読めてしまうため、もっぱら「自ずから」と表記される。「おのずと」も同様にもっぱら「自ずと」と表記される。
「自ずと」の語源・由来
「自ずと」や「自ずから」の「自ず」は、もともとは「己(おの)」と助詞「つ」からなる複合語である。「自ずから」は「己つ柄」が転じた語とされる。「自ずと」は「己+つ+と」から転じた語と推測される。「自ずと」と「自ずから」と「自然と」の違い
「自ずと」「自ずから」「自然と」は、ほぼ同じ意味の類語・類義語である。どれも「そのもの自体の資質や自然の成り行きによって、変化が起きたり、その状態になったりする」という意味である。「自然と」は特に「成り行き上なかば当然のようにそうなる」「能動的に何かするわけでなく勝手にそうなる」というニュアンスを含む場合が多い。
「自ずと」や「自ずから」は、「成り行き上そうするのが半ば当然である」という能動的なニュアンスを込めて用いられることがある。「自ずから」は特に文語的な表現として用いられる。
とはいえ3者に際立った違いはなく、たいていの文脈では互いに入れ替えて用いても特に違和感は生じない。
「自ずと」を含む熟語・言い回し
「自ずとわかる」
「自ずとわかる」とは、そのことについて特に意識して勉強したり悩んだりしなくても、しかるべき時機が訪れれば分かるようになる、という意味で用いられる言い回しである。「自ずと」の例文・使い方・用例・文例
品詞の分類
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