お・う〔おふ〕【負う】
読み方:おう
[動ワ五(ハ四)]
2 身に受ける。また、自分で引き受ける。かぶる。「責任を—・う」「恨みを—・う」
6 借金する。
「その人は、わが金(こがね)を千両—・ひたる人なり」〈宇治拾遺・一〉
「名にし—・はばいざ事とはむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと」〈伊勢・九〉
「文屋康秀(ふんやのやすひで)は、ことば巧みにて、そのさま身に—・はず」〈古今・仮名序〉
[可能] おえる
[用法] おう・せおう——「負う」は文語的。話し言葉では多く「背負う」を使う。◇「負う」「背負う」には抽象的に負担する意味もあり、「責任を負う」「罪を負う」「一家を背負って働く」などと使われるが、「背負う」のほうが具体的動作を表す度合いが強い。傷・痛手については「負う」を用い、「背負う」は使わない。◇類似の語に「担(にな)う」「担(かつ)ぐ」がある。ともに、肩で重みを受けるようにして物を運ぶ意。「大きな荷を担う」「おみこしを担ぐ」、また、抽象的に「役割を担う」「次代を担う」などとも使う。
おう【負う】
「負う」の例文・使い方・用例・文例
- 責任を負う
- 十字架を背負う,苦難に耐える
- その事件については,彼女が責めを負うべきだったとするのは正当なことだ
- 負債を負う
- 最高裁判所長官の責任を負う
- 赤ん坊を背中に背負う
- 切り傷とすり傷を負う
- 私がそれに対する全責任を負う
- この決定はあなたの提案に負うところが多かった
- 彼が体と心に一生の傷を負う
- 経営陣は、あの商品回収のせいでうちの会社が負うことになった損失を、Rhondaが回収できると思って彼女に仕事を与えたみたいだよ。
- 告発者になると、復讐されるリスクを背負う。
- 我が社の取締役は経営判断の原則に違反して経営判断を行い、会社に損害が発生したため、会社に対して損害賠償責任を負うことになった。
- その銀行はプロジェクトの融資を一部請け負うため、3千万ドルの一部保証を提供した。
- 取締役は受託者の責任として忠実義務を負う。
- 一旦法定解除がなされると、当事者は原状回復義務を負う。
- その売り手は中古車に対する瑕疵担保責任を負う。
- あそこのゼネコンは海に関係する工事なら何でも請け負うことで有名だ。
- (彼らは)太平洋全体の責任を負う。
- 窃盗の冤罪を負う
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