遺跡概況および史跡指定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/27 00:21 UTC 版)
宇津峰は、宇津峰山全体が城として利用された日本の城であり、今も「千人溜」「長子城」などの地名が残されている。 「千人溜」は城跡の西端に近く、高さ1.8メートル内外の土塁によって囲まれた18-20メートル四方の曲輪で、なかに石の祠がある。 これに東接する地域を「長子城」と呼称しており、その東端に面した地点には空堀の痕跡がある。また、ここでは、階段的に半腹を削った数層の平地面を確認している。 宇津峰山の山頂には「雲水峰城址」と刻された石碑がある。 1931年(昭和6年)7月31日、国の史跡に指定された。
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