C5XL
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/22 03:24 UTC 版)
C5XLはNehamiahコアとして最初に投入された製品であり、変更点として以下が挙げられる。 パイプラインステージ数を12から16に増加 FPUのフルスピード化 3DNow!のサポートを廃止し、SSEユニットを搭載。これによりMMXとSSEの同時処理が可能となった。 L2キャッシュを4ウェイセットアソシエイティブから16ウェイセットアソシエイティブに変更 2つのハードウェア乱数発生器の追加。複数のfree running発振器を組み合わせて量子的な振る舞いを持つビット列を生成させている。 Ezra-TまでのコアがサポートしていなかったCMOV命令を追加しi686完全互換化。 従来のLongHaulとの互換性を廃止し、省電力機能はPowerSaverに一本化。動作倍率の設定は3.0倍と3.5倍が廃止され、最低動作倍率が4.0倍に底上げされた。 また、CPGAパッケージの製品ではEzra-Tよりもさらにキャパシタが追加され、マーキングされるロゴデザインも若干の変更がされた。しかしその後、アナウンスが無いままキャパシタがEzra-Tと同じ数に戻された。
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