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DHCとは? わかりやすく解説

DHC (曖昧さ回避)

(DHC から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/26 22:48 UTC 版)


DHC

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 04:28 UTC 版)

セマウル号」の記事における「DHC」の解説

1987年から2013年まで運行されていた2代目気動車全てプッシュ・プル気動車DHC (Diesel Hyduralic Car)であり、プッシュ・プル略してPP動車とも呼ばれている。両端先頭車のうち半室が機関室PMCと呼ぶ)で残り客室であり、中間車付随車で、集中動力方式であり、気動車というよりは狭い客室備えたディーゼル機関車客車組合せによる編成考えてもよい。ただ、PP動車は力が弱く山岳路線不向きだったため、勾配のきつい路線では大出力の機関車利用した客車編成である。最高速度はいずれも140km/h。先頭車PMCにはドイツ大出エンジンを2基搭載している。そのためPMC客室騒音振動激しいが、中間車無動力なので非常に静かである。2013年1月5日をもって気動車編成による運行終了両端先頭車廃車となり、中間付随車については機関車牽引による客車として引き続き使用されていたが、老朽化に伴い2018年4月30日をもって運行終了した101系当初211系)は1987年導入大宇重工業製で6両編成2本、5両編成2本の22両が製造された。先頭車101型と付随車301501型が一般室、601型は特室と食堂が半室ずつで構成されている。5両編成2本は111系増備の際に6両編成化された。 111系当初231系)は1988年導入101系比べ出力30パーセントアップした。大宇現代精工韓進重工業によって製造された。こちらは8両編成で、9両編成や2編成つないだ16編成も可能で、柔軟な運用対応している先頭車111型、付随車301501521571型が一般車、特室は611・681型、食堂車801型である。国鉄による導入だけではなく政府資金による調達車両を、国鉄借り受けるリース方式による車両多く、それによって急速かつ大量に導入することが出来た251系1992年導入の8両全特室編成で、基本性能111系変わらない先頭車251型、付随車701751781全て特室、食堂車871型である。こちらもリース方式導入され車両が多い。 111251系416両、101系22両を合わせて合計438両が在籍していた。その後踏切事故などで3両が廃車され、代替として2001年に4両が新造された。2003年には西大田駅付近発生した陸橋落下による脱線事故で4両が廃車となった廃車後は数両が静態保存されている。111系126号京釜線清道駅保存)と130号大田鉄道車両管理段で保存)は韓国鉄道公社による鉄道記念物指定されている。

※この「DHC」の解説は、「セマウル号」の解説の一部です。
「DHC」を含む「セマウル号」の記事については、「セマウル号」の概要を参照ください。

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