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From First to Lastとは? わかりやすく解説

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フロム・ファースト・トゥ・ラスト

(From First to Last から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/25 15:03 UTC 版)

From First to Last
基本情報
出身地 アメリカ合衆国 フロリダ州オーランド
ジャンル ポスト・ハードコア[1][2]
エモ[1]
プログレッシブ・メタル[1]
メタルコア[1]
スクリーモ[2]
オルタナティヴ・ロック[2]
インディー・ロック[2]
活動期間 2002~2010年、2013年~現在
レーベル Rise records
Suretone/Interscope(2007-2009)
ソニー・ミュージック
スメリアン・レコード
公式サイト sonymusic.co.jp
メンバー マット・グッド
ソニー・ムーア
ブレイク・ステイナー
マット・マニング
デレク・ブルーム

フロム・ファースト・トゥ・ラスト (From First to Last)とは、アメリカ合衆国 フロリダ州オーランド出身のポスト・ハードコアバンドである。

現在のメンバー

  • マット・グッド(ギター・ボーカル)
  • ソニー・ムーア(ボーカル、2004-2007、2017-)
  • ブレイク・ステイナー(ギター)
  • マット・マニング(ベース)
  • デレク・ブルーム(ドラム)

旧メンバー

  • フィリップ・リードン(ボーカル、2002〜2003)
  • スペンサー・ソーテロ(ボーカル、2014~2016)
  • ジョーイ・アンティロン(初代ベーシスト、2002〜2003)
  • ジョン・ウェイスバーグ(二代目ベーシスト、2003〜2005)
  • クレグ・テイラー(初代ドラマー、2002)
  • クリス・レント(キーボード、2008)
  • トラヴィス・リクター(リズムギター、2002〜2009)

バイオグラフィー

2002年にフロリダ州にて、マット・グッドとトラヴィス・リクターを中心にを結成。

2003年5月24日、ミニアルバム『Aesthetic EP』をリリース。 そして、年末には大手インディーズレーベルのエピタフ・レコードと契約を結ぶことに成功する。

2004年6月29日、1stアルバム『Dear Diary, My Teen Angst Has a Body Count』をリリース。なお、初代ヴォーカリストのフィリップ・リアドンがこのアルバムの制作中に脱退した為、新ヴォーカリストとして当時15歳だったソニー・ムーアを迎えてアルバムを完成させている。

それから2年以上明けて2ndアルバムの作成を開始。しかし、制作の為にレコーディングスタジオに入る直前に、二代目ベーシストのジョン・ウェイスバーグが脱退。新メンバーが決まるまでの代役として、人気ロックバンドLimp Bizkitに在籍していたウェス・ボーランドを迎え、レコーディングやライブ活動を行う。

2006年2月21日に2ndアルバム『Heroine』をリリース。全米ビルボードアルバムチャート初登場25位を記録し、現在までに23万枚以上を売り上げる。そして、そのリリースから1ヶ月後、一躍人気者となった彼らは、メジャーレーベルのキャピトル・レコードへ移籍。

2007年2月に、ソニー・ムーアが自身のプロジェクトに専念する為にバンドを脱退。新たなヴォーカリストは迎えず、マット・グッドがギターとヴォーカルを兼任することとなる。

サードアルバム作成の為にレコーディングに入った頃、いきなりキャピトル・レコードに経営上の理由から契約を解除される。しかし、新しいベーシストのマット・マニングをメンバーに加え、自分達だけでアルバムのレコーディングを続けることを決意。メンバー全員が失意の中にあったが、自分達だけで地道に音楽活動を続け、メジャー・レーベルのシュアトーンレコードとの契約に成功する。

2008年5月6日、サードアルバム『From First To Last』をリリースし、全米ビルボードアルバムチャートにて初登場81位を記録。

2008年5月12日、東京の代官山UNITで来日公演を行っている[3]

2009年、インディーズレーベルのRise Recordsへと移籍した。2010年3月16日には、同レーベルからニューアルバム『Throne to the Wolves』もリリースされている。

2010年から2013年までは活動を停止した。

2014年、新ボーカリストとしてペリフェリーのスペンサー・ソーテロが加入。ペリフェリーと並行して活動する。

2015年にはアルバムのリリースのためにSumerian Recordsへと移籍。4月に5thアルバム『Dead Trees』がリリースされた。

2016年、スペンサー・ソーテロ脱退。

2017年、ソニー・ムーアの誕生日でもある1月16日に新曲「Make War」を公開。この曲とともにソニーはボーカルとしてバンドに復帰し、共同プロデュースも担当している。またドラマーとして過去にバンドに在籍したデレク・ブルームも同じタイミングでバンドに復帰した。

ディスコグラフィー

アルバム

発売日 アルバムのタイトル 販売レーベル 全米アルバムチャート最高位[4]
2004年6月29日
Dear Diary, My Teen Angst Has a Body Count
エピタフ・レコード
-
2006年2月21日
Heroine
エピタフ・レコード
25位
2008年5月6日
From First to Last
シュアトーン・レコード
81位
2010年3月16日
Throne to the Wolves
ライズ・レコード
-
2015年4月27日
Dead Trees
スメリアン・レコード
-

シングル

発表年 曲のタイトル 収録アルバム
2004年 Ride the Wings of Pestilence Dear Diary, My Teen Angst Has a Body Count
2005年 Note to Self
2006年 The Latest Plague Heroin
2006年 Shame Shame
2008年 Worlds Away From First to Last
2008年 Two as One

ミニアルバム

  • Aesthetic EP (2003年5月24日)

ソニー・ムーア

初代ヴォーカルのフィリップ・リードンの脱退を受けて、当時15歳だったソニー・ムーアを新メンバーに迎え入れた。最初はギタリストとしてメンバーに加えたそうだが、彼の歌声を聴いて感動したメンバー達によって、正式にヴォーカルを任せることになる。

その後、15歳の新ヴォーカリストとして瞬く間に全米で話題となり、バンドの顔と呼ばれるまでに成長したが、2006年に入ると声帯結節を患い手術を受けることになった。回復した後に、バンドに復帰しツアーを再開するが、Atreyuのサポートツアーの最中に再び不調を訴え降板する。結果として、バンド自体もツアーから外されることになり、残りのメンバーに多大な迷惑を掛けることとなった。

そして遂に2007年2月、自身の音楽プロジェクトに専念する為、そして声帯への悪影響を危惧して、最後にはバンドを脱退した。現在はスクリレックスとして活動している。

2017年1月16日、自身の誕生日に共同プロデュース・ヴォーカリストで新曲「Make War」を発表。ソニー・ムーアとしてバンドに復帰した。

トリビア

  • メンバー全員が大のゲーム好きで、インタビューで一番好きなハードはXbox 360だと答えている。
  • マット・グッドは、大のジャパニメーション好きである。好きな作品は、『AKIRA』、『ドラゴンボールZ』、『鋼の錬金術師』など。
  • マット・グッドの左腕には、アニメ映画『千と千尋の神隠し』のカオナシというキャラクターの入れ墨がある。
  • マット・グッドはスニーカー好きでも知られ、代官山で来日公演を行った時はショップへ行ってPumaのモデルを購入している。
  • 3rdアルバム『From First To Last』の日本国内盤と輸入盤では、ジャケットのアートワークが異なる。
  • 3rdアルバム『From First To Last』からの新曲『Two As One』がMySpaceにアップされると、いきなり60万回のプレイを記録した。
  • Xbox 360のボクシング・ゲーム『FaceBreaker』に楽曲を提供している。
  • バンドがソニー・ムーアと出会ったキッカケは、米大型SNSサイト「MySpace」である。

出典

脚注

外部リンク


「From First to Last」の例文・使い方・用例・文例

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