KX-EG079号【KX-EG079ゴウ】(きのこ類)
登録番号 | 第13185号 | |
登録年月日 | 2005年 3月 23日 | |
農林水産植物の種類 | エリンギ | |
登録品種の名称及びその読み | KX-EG079号 よみ:KX-EG079ゴウ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社キノックス | |
品種登録者の住所 | 宮城県仙台市青葉区落合一丁目13番33号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 木村栄一、鴫原隆、高橋まゆ子 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「ATCC90212」に「KX-EG077号」を交配して育成されたもので、菌さんが平形、大葉、厚肉の施設栽培向きの品種である。菌糸密度は密、菌叢表面の色は白色、菌糸生長最適温度はやや高である。菌さんの形は平形、紋様は筋状、表面の突起は無、大きさは大、中心部の色は灰黄色、厚さは厚、肉質は中である。子実層たくの菌柄への付き方は強、幅は広、色は黄白色である。菌柄の形は下太、長さは長、菌さんの直径と菌柄の長さとの比率は中、太さは中、色は白色、肉質は中である。子実体の発生型は単生、有効茎数はやや少、発生最盛期までの期間及び菌かき後発生までの期間は中、生育最適温度はやや低、収量性はかなり多である。「ATCC90212」と比較して、菌さんの形が平形であること、菌柄の形が下太であること等で、「KX-EG077号」と比較して、菌柄の形が下太であること、菌柄が細いこと等で区別性が認められる。なお、「ATCC90212」及び「KX-EG077号」との対峙培養において嫌触反応を示す。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成12年に出願者の施設(宮城県仙台市)において、「ATCC90212」(ギリシャ産菌株)に「KX-EG077号」を交配し、その菌株の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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