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Neo FreeRunnerとは? わかりやすく解説

Neo FreeRunner

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/05 04:19 UTC 版)

Neo FreeRunner
製造元 FIC
種別 スマートフォン
発売日 2008年7月3日 (2008-07-03)
売上台数 10,000台[1]
対応メディア microSDSDHC対応
Wolfson WM8753 Codec
OS Openmoko Linux, Qt Extended, Debian, Stable Hybrid Release,[2] Android, Gentoo(全てLinuxベース), Inferno
CPU Samsung S3C2442 SoC @ 400 MHz
メモリ 128 MB SDRAM
256 MB NAND フラッシュメモリ
ディスプレイ 2.8 in. VGA (480×640) TFT, 286 pixels/in.
入力機器 タッチスクリーン
ハードウェアボタン2つ
外部接続 GSM
Bluetooth 2.0
GPRS
AGPS
WiFi (802.11 b/g)
USB 1.1スレーブアンドホスト
2.5-mmオーディオジャック
電源 4.4 Wh (1200 mAh @ 3.7V) バッテリー[3]
サイズ 120.7 × 62 × 18.5 (mm)

Neo FreeRunner(開発コードネーム:GTA02)とはOpenMokoプロジェクトが開発しFICが製造したオープンソーススマートフォンである。最初に開発されたNeo 1973の後継機種として高いカスタマイズ需要に応えたものだった。

Neo FreeRunnerの出荷が始まったのは2008年6月24日で現在1台250ドルで販売されているが[4]、5台注文すると1台200ドルに値下げされる[5]。デバッグボードは99ドルである。

Neo FreeRunnerでは開発者向けリリースの携帯電話(Neo 1973)では搭載されなかった機能があり[6]802.11 b/g Wi-Fi、SMedia 3362 グラフィックアクセラレータ、2つの3D加速度計、Samsung 2442 SoC、256MBフラッシュメモリといった変更がなされた[6]

機能性

2008年8月現在のソフトウェアリビジョンはGSM携帯電話モジュールのみ確実に動作し、まだハードウェアには完全に機能するソフトウェアインタフェースが無い。ソフトウェア開発はX11下のQtopiaGTK、FSO、Debian間に分かれている[7]。またOpenmokoのメインディストリビューションもSHRとFDOM (Fat and Dirty Openmoko)に分かれている[8]。Openmokoが開発初期段階ソフトウェアの使用を望まないユーザーにしばしばQtopiaを推薦しておりFDOMは最新機能のテストや安定性を気にしない修正を求めるユーザーに需要がある。

またこの端末はInfernoを動作させることもでき[9]、さらに少なくとも二人の異なる開発者によってAndroidも動作できるようになった[10]

OpenWrtもNeo FreeRunnerに対応している[11]

関連項目

脚注

  1. ^ Moss-Pultz, Sean (3 January 2009). "a2103754". "Questions and Answers". openmoko-community (Mailing list). 2012年2月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年2月4日閲覧
  2. ^ SHR
  3. ^ Shiloh, Michael (8 February 2008). "GTA02 Battery Capacity (Was: Re: More about the GTA02)". openmoko-community (Mailing list). 2008年2月21日閲覧
  4. ^ Mosher, Steven (11 April 2008). "GFreeRunner Pricing and PVT update". openmoko-community (Mailing list). 2008年4月12日閲覧
  5. ^ GroupSales - Openmoko
  6. ^ a b Moss-Pultz, Sean (28 June 2007). "New Oceans". openmoko-announce (Mailing list). 2007年6月28日閲覧
  7. ^ Debian On the Openmoko Neo FreeRunner Phone, Slashdot article.
  8. ^ FDOM (Fat & Dirty OpenMoko)
  9. ^ inferno-openmoko
  10. ^ Android-on-Freerunner
  11. ^ OpenWrt on Freerunner

外部リンク


Neo FreeRunner

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/21 09:14 UTC 版)

OpenMoko」の記事における「Neo FreeRunner」の解説

詳細は「Neo FreeRunner」を参照 Neo FreeRunner(コードネーム:GTA02)はNeo 1973の新バージョンであり、より速いプロセッサ(400MHzクロック)、802.11b/g Wi-Fi2つ加速度計3Dグラフィックアクセラレータ搭載された。2008年6月25日一般市場向けに発売された。

※この「Neo FreeRunner」の解説は、「OpenMoko」の解説の一部です。
「Neo FreeRunner」を含む「OpenMoko」の記事については、「OpenMoko」の概要を参照ください。

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