page
「page」とは・「page」の意味
「page」とは、本や雑誌などの印刷物における一枚の紙を指す言葉である。また、ウェブページや電子書籍の一画面も「page」と呼ばれることがある。呼び出しというキーワードに関連して、電話やインターホンを使って他の人を呼び出すことも「page」と表現されることがある。「page」の複数形
「page」の複数形は「pages」である。単数形の「page」が一枚の紙や一画面を意味するのに対し、「pages」は複数の紙や画面を指す。「page」のスラングとしての意味
スラングとしての「page」は、特定の情報や知識を持っている人物を指すことがある。例えば、ある分野の専門家や情報源となる人物を「page」と呼ぶことがある。「page」の発音・読み方
「page」の発音は、ペイジ(/peɪdʒ/)と読む。英語圏ではこの読み方が一般的である。「page」の略語
「page」には略語が存在しない。しかし、関連する言葉として「pg」や「p」があり、これらはページ数を表す際に使われることがある。「page」の語源・由来
「page」の語源は、ラテン語の「pagina」であり、その意味は「紙の葉」である。この言葉が古フランス語を経て現在の「page」という形になった。「page」を含む英熟語・英語表現
「same page」とは
「same page」とは、二人以上の人が同じ考えや意見を持っていることを表す表現である。例えば、プロジェクトの進行に関してメンバーが同じ理解を持っている場合、「We are on the same page」と表現される。「page」の使い方・例文
1. Please turn to page 10.(10ページ目を開いてください。)2. This web page is not available.(このウェブページは利用できません。)
3. The book has 200 pages.(その本は200ページある。)
4. I will page the doctor for you.(あなたのために医者を呼び出します。)
5. The report is 50 pages long.(その報告書は50ページの長さがある。)
6. We are on the same page.(私たちは同じ考えを持っている。)
7. She is the go-to page for that information.(彼女はその情報の情報源である。)
8. The book's pages are yellowed with age.(その本のページは年月を経て黄ばんでいる。)
9. Please write your name at the top of the page.(ページの上部に名前を書いてください。)
10. The article continues on page 5.(記事は5ページ目に続いている。)
ピー【P/p】
読み方:ぴー
4 《parking》道路標識や地図記号・地図上のアイコンで、「駐車場」「駐車可」の記号。
6 〈p〉《(イタリア)piano》音楽で、強弱標語の一つ、ピアノの記号。
7 〈P〉《phosphorus》燐(りん)の元素記号。
10 〈p〉《(フランス)petit》染色体の短腕を表す記号。12pは12番染色体の短腕を意味する。
ページ【Page】
読み方:ぺーじ
米国アリゾナ州北部の町。ユタ州との州境に近い。グレンキャニオンダム、パウエル湖、ホースシューベンド、アンテロープキャニオン、レインボーブリッジ国定公園への観光拠点。ペイジ。
ページ【page】【頁】
Page イベント
パブリック イベント
名前 | 説明 | |
---|---|---|
AbortTransaction | ユーザーがトランザクションを終了すると発生します。 ( TemplateControl から継承されます。) | |
CommitTransaction | トランザクションが完了すると発生します。 ( TemplateControl から継承されます。) | |
DataBinding | サーバー コントロールがデータ ソースに連結すると発生します。 ( Control から継承されます。) | |
Disposed | サーバー コントロールがメモリから解放されると発生します。これは、ASP.NET ページが要求されている場合のサーバー コントロールの有効期間における最終段階です。 ( Control から継承されます。) | |
Error | 未処理の例外がスローされると発生します。 ( TemplateControl から継承されます。) | |
Init | サーバー コントロールが初期化されると発生します。これは、サーバー コントロールの有効期間における最初の手順です。 ( Control から継承されます。) | |
InitComplete | ページの初期化が完了したときに発生します。 | |
Load | サーバー コントロールが Page オブジェクトに読み込まれると発生します。 ( Control から継承されます。) | |
LoadComplete | ページの有効期間の読み込み段階が終了するときに発生します。 | |
PreInit | ページの初期化の開始時に発生します。 | |
PreLoad | ページのLoad イベントの前に発生します。 | |
PreRender | Control オブジェクトの読み込み後、表示を開始する前に発生します。 ( Control から継承されます。) | |
PreRenderComplete | ページの内容が表示される前に発生します。 | |
SaveStateComplete | ページで、そのページおよびそのページに含まれるコントロールのすべてのビューステート情報とコントロールの状態情報が保存された後に発生します。 | |
Unload | サーバー コントロールがメモリからアンロードされると発生します。 ( Control から継承されます。) |
Page クラス
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)
構文
解説
Page クラスは、.aspx 拡張子を持つファイルと関連付けられています。これらのファイルは、実行時に Page オブジェクトとしてコンパイルされ、サーバー メモリにキャッシュされます。
分離コード技法を使用して Web フォーム ページを作成する場合は、このクラスから派生します。Microsoft Visual Studio などの Rapid Application Development (RAD) デザイナは、自動的にこのモデルを使用して Web フォーム ページを作成します。
Page オブジェクトは、INamingContainer インターフェイスを実装しているコントロール、またはこのインターフェイスを実装しているコントロールの子を除く、ページ内のすべてのサーバー コントロールの名前付けコンテナとして機能します。
Page クラスは、Web アプリケーションのユーザー インターフェイスとして機能するコントロールです。このため、このクラスを使用する際は、安全なコードの作成およびアプリケーションのセキュリティ保護のためのベスト プラクティスに従っていることを注意深く確認する必要があります。これらのトピックの概要については、「Web アプリケーションのセキュリティ上の脅威の概要」、「セキュリティ ポリシーの実施」、および「セキュリティの基本概念」を参照してください。詳細については、「標準コントロールのセキュリティ保護」「方法 : 安全なエラー メッセージを表示する」、「方法 : HTML エンコーディングを文字列に適用して Web アプリケーションをスクリプトによる攻略から保護する」、および「検証コントロールの概要」を参照してください。
Page クラスを分離コード ページ モデルで使用する方法を次のコード例に示します。分離コード ソース ファイルは、基本のページ クラスから継承した部分クラスを宣言します。Page または Page から派生した他のクラスを基本のページ クラスにできます。さらに、部分クラスでは、分離コード ファイルで、フィールド メンバとして定義しなくても、ページ上で定義されたコントロールを使用できます。
Imports System Partial Class MyCodeBehindVB Inherits System.Web.UI.Page Protected Sub Page_Load(ByVal sender As Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles Me.Load ' Place page-specific code here. End Sub ' Define a handler for the button click. Protected Sub SubmitBtn_Click(ByVal sender As Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles MyButton.Click MySpan.InnerHtml = "Hello, " + MyTextBox.Text + "." End Sub End Class
using System; public partial class MyCodeBehindCS : System.Web.UI.Page { protected void Page_Load(object sender, EventArgs e) { // Place page-specific code here. } // Define a handler for the button click. protected void SubmitBtn_Click(object sender, EventArgs e) { MySpan.InnerHtml = "Hello, " + MyTextBox.Text + "."; } }
上記の分離コード ソース ファイルに対応する .aspx ファイルのコード例を次に示します。
<%@ Page Language="VB" CodeFile="pageexample.aspx.vb" Inherits="MyCodeBehindVB" %> <html> <head runat="server"> <title>Page Class Example</title> </head> <body> <form runat="server"> <div> <table> <tr> <td> Name: </td> <td> <asp:textbox id="MyTextBox" runat="server"/> </td> </tr> <tr> <td></td> <td><asp:button id="MyButton" text="Click Here" onclick="SubmitBtn_Click" runat="server"/></td> </tr> <tr> <td></td> <td><span id="MySpan" runat="server" /></td> </tr> </table> </div> </form> </body> </html>
<%@ Page Language="C#" CodeFile="pageexample.aspx.cs" Inherits="MyCodeBehindCS" %> <html> <head runat="server"> <title>Page Class Example</title> </head> <body> <form runat="server"> <div> <table> <tr> <td> Name: </td> <td> <asp:textbox id="MyTextBox" runat="server"/> </td> </tr> <tr> <td></td> <td><asp:button id="MyButton" text="Click Here" onclick="SubmitBtn_Click" runat="server"/></td> </tr> <tr> <td></td> <td><span id="MySpan" runat="server" /></td> </tr> </table> </div> </form> </body> </html>
@ Page ディレクティブ、および Inherits 属性と CodeFile 属性を使用して、分離コード ファイルを .aspx ファイルと結合する必要があります。この例では、Inherits 属性は MyCodeBehind クラスを示し、CodeFile 属性は、このクラスが使用されている言語固有のファイルへのパスを示します。
シングルファイル ページ モデル、および IsPostBack プロパティと Page の Response プロパティにアクセスする方法を次のコード例に示します。
<%@ Page Language="VB" %> <script runat="server"> Protected Sub Page_Load(ByVal sender As Object, ByVal e As System.EventArgs) Dim sb As New StringBuilder() If (Page.IsPostBack) Then sb.Append("You posted back to the page.<br>") End If sb.Append("The host address is " + Page.Request.UserHostAddress + ".<br>") sb.Append("The page title is """ + Page.Header.Title + """.") PageMessage.Text = sb.ToString() End Sub </script> <html> <head runat="server"> <title>Page Class Example</title> </head> <body> <form id="form1" runat="server"> <div> <asp:Label id="PageMessage" runat="server"/> <br /> <br /> <asp:Button id="PageButton" Text="PostBack" runat="server" /> </div> </form> </body> </html>
<%@ Page Language="C#" %> <script runat="server"> protected void Page_Load(object sender, EventArgs e) { StringBuilder sb = new StringBuilder(); if (Page.IsPostBack) sb.Append("You posted back to the page.<br>"); sb.Append("The host address is " + Page.Request.UserHostAddress + ".<br>"); sb.Append("The page title is \"" + Page.Header.Title + "\"."); PageMessage.Text = sb.ToString(); } </script> <html> <head runat="server"> <title>Page Class Example</title> </head> <body> <form id="form1" runat="server"> <div> <asp:Label id="PageMessage" runat="server"/> <br /> <br /> <asp:Button id="PageButton" Text="PostBack" runat="server" /> </div> </form> </body> </html>
System.Web.UI.Control
System.Web.UI.TemplateControl
System.Web.UI.Page
System.Web.UI.MobileControls.MobilePage
プラットフォーム
Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。
参照
Page コンストラクタ
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)
構文
解説
プラットフォーム
Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。
参照
Page フィールド
パブリック フィールド
名前 | 説明 | |
---|---|---|
postEventArgumentID | 表示されるページの EVENTARGUMENT 非表示フィールドを定義する文字列。 | |
postEventSourceID | 表示されるページの EVENTTARGET 非表示フィールドを定義する文字列。 |
Page プロパティ
パブリック プロパティ
Page メソッド
パブリック メソッド
Page メンバ
ASP.NET Web アプリケーションのホストであるサーバーから要求された .aspx ファイルを表します。このファイルは Web フォーム ページとも呼ばれます。
パブリック コンストラクタ
パブリック フィールド
名前 | 説明 | |
---|---|---|
postEventArgumentID | 表示されるページの EVENTARGUMENT 非表示フィールドを定義する文字列。 | |
postEventSourceID | 表示されるページの EVENTTARGET 非表示フィールドを定義する文字列。 |
名前 | 説明 | |
---|---|---|
AbortTransaction | ユーザーがトランザクションを終了すると発生します。(TemplateControl から継承されます。) | |
CommitTransaction | トランザクションが完了すると発生します。(TemplateControl から継承されます。) | |
DataBinding | サーバー コントロールがデータ ソースに連結すると発生します。(Control から継承されます。) | |
Disposed | サーバー コントロールがメモリから解放されると発生します。これは、ASP.NET ページが要求されている場合のサーバー コントロールの有効期間における最終段階です。(Control から継承されます。) | |
Error | 未処理の例外がスローされると発生します。(TemplateControl から継承されます。) | |
Init | サーバー コントロールが初期化されると発生します。これは、サーバー コントロールの有効期間における最初の手順です。(Control から継承されます。) | |
InitComplete | ページの初期化が完了したときに発生します。 | |
Load | サーバー コントロールが Page オブジェクトに読み込まれると発生します。(Control から継承されます。) | |
LoadComplete | ページの有効期間の読み込み段階が終了するときに発生します。 | |
PreInit | ページの初期化の開始時に発生します。 | |
PreLoad | ページのLoad イベントの前に発生します。 | |
PreRender | Control オブジェクトの読み込み後、表示を開始する前に発生します。(Control から継承されます。) | |
PreRenderComplete | ページの内容が表示される前に発生します。 | |
SaveStateComplete | ページで、そのページおよびそのページに含まれるコントロールのすべてのビューステート情報とコントロールの状態情報が保存された後に発生します。 | |
Unload | サーバー コントロールがメモリからアンロードされると発生します。(Control から継承されます。) |
ページ
ページ・ペイジ(page、Page、Paige)
一般名詞
- ページ (紙) - 本などの構成単位。1枚の紙の片面を1ページと数える。頁とも表記する。ノンブルも参照。
- ページにたとえた呼び名
- ペイジ(page)- 西洋の小姓・給仕。
- ポリアクリルアミドゲル電気泳動(Poly-Acrylamide Gel Electrophoresis)- ポリアクリルアミドのゲルを使用した電気泳動により、タンパク質や核酸を分離する方法。頭文字を取って「PAGE」と表記されることがある。
固有名詞
地名
- ペイジ (アリゾナ州)(Page)- アメリカ アリゾナ州ココニノ郡。
- ページ (ウェストバージニア州) (Page)- アメリカ ウェストバージニア州ファイエット郡。
- ページ (テキサス州)(Paige)- アメリカ テキサス州バストロップ郡。
- ページ (ネブラスカ州)(Page)- アメリカ ネブラスカ州ホルト郡。
- ページ (ノースダコタ州)(Page)- アメリカ ノースダコタ州カス郡。
- ページ (オーストラリア)(Page)- オーストラリア首都特別地域。
- ページ山(Mount Paige)- 南極 マリーバードランドの山。
人名
- 姓
Page または Paige。いずれも page(小姓)に由来する職業姓である。
- トマス・ネルソン・ページ(Thomas Nelson Page)- アメリカの作家・外交官(1853–1922)。
- アール・ページ(Earle Page)- オーストラリアの政治家(1880–1961)。首相。
- サチェル・ペイジ(Satchel Paige)- アメリカの野球選手(1906–1982)。
- ホット・リップス・ペイジ(Hot Lips Page)- アメリカのジャズトランペッター(1908–1954)。
- アニタ・ペイジ(Anita Page)- アメリカの映画女優(1910–2008)。代表作『ブロードウェイ・メロディー』。
- ウィリス・ページ (Willis Page) - アメリカの指揮者 (1918–2013)。
- ジャニス・ペイジ (Janis Paige) - アメリカの女優 (1922–)。
- ベティ・ペイジ (Bettie Page) - アメリカのモデル・女優 (1923–2008)。
- ジョイ・ペイジ (Joy Page) - アメリカの映画女優 (1924–2008)。代表作『カサブランカ』。
- ジェラルディン・ペイジ (Geraldine Page) - アメリカの映画女優 (1924–1987)。代表作『バウンティフルへの旅』。
- パティ・ペイジ (Patti Page) - アメリカの歌手 (1927–2013)。
- ロデリック・レイナー・ペイジ (Roderick Raynor Paige) - アメリカの政治家 (1933–)。教育長官。
- ジミー・ペイジ (Jimmy Page) - イギリスのミュージシャン (1944–)。レッド・ツェッペリンのギタリスト。
- エレイン・ペイジ (Elaine Paige) - イギリスのミュージカル女優・歌手 (1948–)。
- ダイヤモンド・ダラス・ペイジ (Diamond Dallas Page) - アメリカのプロレスラー (1956–)。
- ピーター・ペイジ (Peter Paige) - アメリカの男性俳優・映画監督 (1969–)。
- マルコム・ペイジ (Malcolm Page) - オーストラリアのヨット選手 (1972–)。
- ラリー・ペイジ (Larry Page) - アメリカ時の実業家 (1973–)。Googleの創始者の1人。
- ジェニファー・ペイジ (Jennifer Paige) - アメリカのシンガーソングライター (1973–)。
- サミュエル・ペイジ (俳優) (Samuel Page) - アメリカの男性映画俳優 (1976–)。
- ハーレー・ペイジ (Haley Paige) - メキシコ・アメリカのポルノ女優 (1981–2007)。
- エリオット・ペイジ(Elliot Page)- カナダの俳優(1987–)。
- ミッチ・ペイジ( Mitch Page)- アメリカのプロレスラー。
- 女性名・男性名
- サラヤ・ジェイド・ベヴィス、リングネーム: ペイジ (Paige) - イギリスの女子プロレスラー(1992 – )。
- PAGE (ラッパー) - 日本のラッパー・シンガーソングライター。
その他
- ペイジ自動車 (Paige automobile) - アメリカの自動車メーカー(1908–1927)。
- 以下の台風の国際名(Page)
関連項目
ポリアクリルアミドゲル電気泳動
(Page から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/29 09:57 UTC 版)
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。2020年8月) ( |
ポリアクリルアミドゲル電気泳動(ポリアクリルアミドゲルでんきえいどう、Poly-Acrylamide Gel Electrophoresis)は、アクリルアミドの重合体であるポリアクリルアミドのゲルを使用した電気泳動により、タンパク質や核酸を分離する方法。略してPAGE(ペイジ)ともいう。
1964年にデイビスとオーンスタインにより、導入された。初期にはガラス管内にゲルを作製して用いる方法(ディスク電気泳動)であったが、現在は2枚のガラス板の間にゲルを作製する方法が主流となっており、様々な応用が派生した重要な手法である。
原理
ポリアクリルアミドはアガロースよりもさらに分子ふるい効果が大きく、タンパク質や比較的低分子量の核酸を分離するのに適している。
核酸のPAGE
DNA、RNAなどの核酸分子はマイナスの電荷を持つため陽極方向に移動する。分子ふるい効果により分子量の小さいものほど長く泳動される。核酸分子は尿素などの変性剤の存在下で直線状の1本鎖となり、その長さに応じて精密に分離される。末端に特定の塩基を有するDNA断片をこの方法で泳動すると、その長さに相当する位置にのみDNAが検出されるので、塩基配列の決定(シークエンシング)に用いられる。
SDS-PAGE
タンパク質の荷電は種類によって大きく異なるが、陰イオン系界面活性剤であるドデシル硫酸ナトリウム (SDS) 存在下ではSDS分子がタンパク質分子を変性させミセルを作るため、タンパク質分子は全体として陰性に荷電し陽極方向に移動する。この方法がSDS-ポリアクリルアミドゲル電気泳動(SDS-PAGE)で、核酸の場合と同様に分子量による分離が行える。通常は、タンパク質試料に還元剤である2-メルカプトエタノールを加えて煮沸し、S-S結合(ジスルフィド結合)を切断してから電気泳動するが、これによって分子量を反映した泳動結果が得られる。泳動後のタンパク質をメンブレンに転写してから免疫染色を行う手法をウェスタンブロッティングと呼ぶ。
native PAGE
native PAGEは、ポリアクリルアミドゲル電気泳動 (PAGE) の一種で、変性したタンパク質を還元してから泳動するSDS-PAGEと異なり、未変性のまま泳動するものをさす。タンパク質の等電点、分子量の他に、高次構造や複合体形成の影響で泳動が変化するため、目的のタンパク質のバンドがどこに出るか予測するのは難しい。塩基性のタンパク質は陰極側に泳動してしまうので注意を要する。変法にはBlue Native PAGE (BN-PAGE) があるが、これはクマシーブリリアントブルー色素を用いて、タンパク質を未変性のまま負に帯電させて泳動するもの。
しかし3%のPAGE法でリポ蛋白質を分離分析する方法は、バンドの種類等が同定され、臨床検査として普及している。(参考文献 y.Bando et al:Diabetes research and Clinical practice 111,2016,66-73 )
等電点電気泳動
両性イオンを含む緩衝液中でタンパク質を泳動し等電点によって分離する方法が等電点電気泳動であり、通常は担体としてポリアクリルアミドを用いる。すでにアポEフェノタイプの分析に応用したキットが存在する。(参考文献 片岡久朗他: 臨床検査、Vol.37、12、1993)
タンパク質の分析によく用いられる二次元電気泳動は、1次元目で細長いゲルを用いた等電点電気泳動を行い、それを2次元目のSDS-PAGEでさらに分離するのが通常の方法である。
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