dental
「dental」の意味・「dental」とは
「dental」とは、英語で「歯の」や「歯科の」という意味を持つ形容詞である。医療の分野で特に頻繁に使用され、歯科医療に関連する事象やアイテムを指す際に用いられる。例えば、「dental clinic」は「歯科医院」、「dental care」は「歯科ケア」、「dental hygiene」は「口腔衛生」を意味する。「dental」の発音・読み方
「dental」の発音は、IPA表記では /ˈdɛntəl/ となる。IPAのカタカナ読みでは「デンタル」となり、日本人が発音するカタカナ英語の読み方も「デンタル」である。この単語は発音によって意味や品詞が変わるものではない。「dental」の定義を英語で解説
「dental」は英語で定義すると、「relating to the teeth or dentistry」となる。これは「歯または歯科に関連する」という意味である。この単語は、歯科医療に関連するさまざまな状況やアイテムを表現する際に使用される。「dental」の類語
「dental」の類語としては、「odontic」がある。これも「歯の」や「歯科の」という意味を持つ形容詞である。「dental」と「odontic」は同じ意味を持つが、一般的には「dental」の方がより広く使用される。「dental」に関連する用語・表現
「dental」に関連する用語や表現には、「dental floss」(デンタルフロス)、「dental plaque」(歯垢)、「dental caries」(虫歯)などがある。これらは全て歯科医療における一般的な用語で、「dental」が接頭辞として使用されている。「dental」の例文
1. "She is studying dental medicine."(彼女は歯科医学を学んでいる。)2. "He has a dental appointment tomorrow."(彼は明日、歯科の予約がある。)
3. "Dental health is important for overall health."(歯科衛生は全体的な健康にとって重要である。)
4. "I need to buy some dental floss."(デンタルフロスを買う必要がある。)
5. "The dental clinic is closed on Sundays."(歯科医院は日曜日は休診である。)
6. "She is afraid of dental procedures."(彼女は歯科治療を恐れている。)
7. "Dental caries is a common problem."(虫歯は一般的な問題である。)
8. "He is a dental surgeon."(彼は歯科外科医である。)
9. "She specializes in dental hygiene."(彼女は口腔衛生を専門としている。)
10. "The dental check-up was painless."(歯科検診は無痛であった。)
歯科
この記事のほとんどまたは全てが唯一の出典にのみ基づいています。(2022年3月) |
病院 | 一般診療所 | 歯科診療所 | 計 | |
---|---|---|---|---|
国 | 322 | 537 | 4 | 863 |
公的医療機関 | 1,202 | 3,522 | 261 | 4,985 |
社会保険関係団体 | 51 | 450 | 7 | 508 |
医療法人 | 5,720 | 43,593 | 14,762 | 64,075 |
個人 | 174 | 41,073 | 53,133 | 94,380 |
その他 | 831 | 13,441 | 333 | 14,605 |
計 | 8,300 | 102,616 | 68,500 | 179,416 |
歯科(しか)とは、歯または歯に関連した組織に関する疾患を扱う診療科である。歯科処置の大半は人体に侵襲を伴う外科行為である。一般歯科、矯正歯科、口腔外科、小児歯科の区分があり、それらを総称して歯科と呼ぶことがある。
診療科としての一般的な歯科は、齲蝕や歯周病を中心とした口腔内の疾病を受け持っている。診療形態の大半は診療所であり、行われる処置もエプーリス除去やインプラント埋入術など、入院を伴わない小手術や、歯牙に限局した疾病であることが多い。
日本においては、医師と歯科医師で免許が分かれているため、法的には医師が歯科医業を行なうことが出来ない。ただし、治療状況によって医業との判別が困難になる場合や、歯科医業であると同時に医業となる場合もあるが、主として大学病院や総合病院の口腔外科で行われることが多い。
診療科
医療法によって規定される、歯科で標榜出来る診療科目は以下の4つである。
そのほか、審美歯科、美容歯科、補綴科、保存科、歯周科、高齢者歯科、障害者歯科、歯科麻酔科、歯科放射線科、訪問歯科、口腔内科などの科を持つ歯科医院や大学病院がある。
従事者
歯科には歯科医師の他に、歯科予防処置、診断・治療の補助や患者指導などを行う歯科衛生士、歯冠修復物などの各種技工物を作製する歯科技工士、雑務を受け持つ歯科助手などが従事する。
歯科大学付属病院や病院の口腔外科などでは看護師や放射線技師や、言語聴覚士が従事する場合もある。なお、歯科に従事する人で、歯科医師以外を特にコ・デンタルと呼ぶことがある。
歴史
- 日本
- 701年の大宝律令で耳目口歯科が置かれた。平安時代末期(1160年頃)に、耳目科と口歯科に徐々に別れた。安土桃山時代(1580年頃)に、口歯科の専門医は口中医と呼ばれた[2]。
- 1874年(明治7年)8月に医制が公布され、医療制度が西洋式に整えられ、歯科が置かれるようになった。米国人歯科医師セント・ジョージ・エリオットから歯科学を学んだ小幡英之助が日本最初の歯科医師となった[2]。
- ヨーロッパ
- 12世紀ごろから18世紀ごろまで、出血を伴う医療は主に理髪外科医が行っており、地域などによっては医者が行っていた。18世紀になると現代歯科学の父ピエール・フォシャールが、代表作『 Le Chirurgien Dentiste 』(外科歯科医の意)を執筆し、医学界に大きな影響を与え、歯科医は専門医として再編された。
脚注
- ^ 2019年 医療施設(動態)調査・病院報告の概況 (Report). 厚生労働省. 2019.
- ^ a b 武川寛樹「「口腔科の歩みと将来~離れつつある医学と歯学~」」『日本口腔外科学会雑誌』第65巻第11号、2019年、707頁、doi:10.5794/jjoms.65.707。
関連項目
- 歯/セメント質/象牙質/エナメル質/歯髄/歯肉/歯肉溝/歯槽骨/歯根/歯根膜/骨/口腔
- う蝕/歯周病/病名一覧
- 医療/看護/保健/健康/福祉
- 歯学/小児歯科/口腔外科/矯正歯科/審美歯科/補綴科/ブリッジ (歯科)/クラウン (歯科)/高齢者歯科
- 口腔診断学/保存修復学/歯周治療学/歯内療法学/口腔外科学/小児歯科学 / 歯科麻酔学/高齢者歯科学
- 歯学部/医学部
- 歯科医師/医師/専門医
- 歯科衛生士/歯科技工士/看護師/臨床検査技師/診療放射線技師/医療資格一覧/歯科助手/コ・メディカル/コ・デンタル
- 歯科医師国家試験/歯科医師法/日本歯科医師会
- 8020運動/歯ブラシ/歯磨き/マウスガード/歯科用レーザー
- 日本医師会/日本歯科医師会
- ドックベストセメント
- 歯科用サクション
外部リンク
歯音
(dental から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/08 01:48 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動歯音(しおん、英: dental)は、上前歯の裏又は先と、舌尖又は舌端とで調音される子音。
国際音声記号
国際音声記号(IPA)は、歯音専用の記号をほとんど持っていない。必要な場合には歯茎音の文字に歯音を表す補助記号を加えることによって表される。たとえば破裂音は t̪ d̪ のように表される。
歯音と歯茎音
歯音には舌尖音と舌端音があり得る。国際音声記号では前者を[θ̺]のように、後者を[θ̻]のように表すことができるが、実際には舌端音であることが多い。舌端音の歯音は実際には舌が歯茎にも接触するため、歯・歯茎音 (denti-alveolar) と呼ばれることもある[1]。
ドラヴィダ語族のいくつかの言語などでは歯音と歯茎音が音韻的に区別される。しかし、単に歯音と歯茎音というだけの区別ではなく、舌尖音と舌端音の違いを含むことが多く、通常は歯音の方が舌端音、歯茎音の方が舌尖音になる[2]。
両者の対立がない場合、教科書などではしばしば英語の t d n l は歯茎音であり、フランス語では歯音であると記述されているが、実際には英語話者でも2割から3割は歯音で発音しており、逆にフランス語でも同じくらいの人が歯茎音で発音している[3]。
脚注
参考文献
- Ladefoged, Peter; Maddieson, Ian (1996). The Sounds of the World's Languages. Oxford: Wiley-Blackwell. ISBN 978-0631198154。
- 子音
肺臓気流 両唇 唇歯 歯 歯茎 後部歯茎 そり舌 硬口蓋 軟口蓋 口蓋垂 咽頭 声門 破裂 p b (p̪) (b̪) (t̪) (d̪) t d ʈ ɖ c ɟ k ɡ q ɢ ʔ 鼻 m ɱ n ɳ ɲ ŋ ɴ ふるえ ʙ r ʀ はじき (ⱱ̟) ⱱ ɾ ɽ (*) (*) 摩擦 ɸ β f v θ ð s z ʃ ʒ ʂ ʐ ç ʝ x ɣ χ ʁ ħ ʕ h ɦ 側面摩擦 ɬ ɮ 接近 (β̞) ʋ ɹ ɻ j ɰ 側面接近 l ɭ ʎ ʟ 非肺臓気流 吸着 ʘ ǀ ǃ ǂ ǁ 入破 ɓ ɗ (ᶑ) ʄ ɠ ʛ 放出 pʼ (t̪ʼ) tʼ kʼ (qʼ) sʼ その他 同時調音 ʍ w ɥ ɕ ʑ ɧ (k͡p) (ɡ͡b) (ŋ͡m) 喉頭蓋音 ʜ ʢ ʡ その他側面音 ɺ (*) (ɫ) 破擦音 p̪͡f b̪͡v t͡θ d͡ð t͡s d͡z t͡ʃ d͡ʒ ʈ͡ʂ ɖ͡ʐ t͡ɕ d͡ʑ c͡ç ɟ͡ʝ k͡x q͡χ t͡ɬ d͡ɮ 記号が二つ並んでいるものは、左が無声音、右が有声音。網掛けは調音が不可能と考えられる部分。
丸括弧内はIPA子音表(2005年改訂版)に記載されていないもの。- 国際音声記号 - 子音
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