算木
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易者のシンボル
算木で表示した卦を意匠化したマークがしばしば易占いの商標のように用いられる。古くは恋愛を表す「咸」が、近代に入ってからは開運を表す「泰」が使われている。
家紋
日本では算木の家紋が複数あり、「算木」、「丸に算木」、「丸に縦算木」、「石持ち地抜き算木」、「丸に一つ算木」、「丸に二つ算木」がある他、木の紋が複数確認できる[14]。
参考文献
- 矢代淳「9-3 算木と天元術を用いた実践研究 : 証明のない数学による証明観の変容(9総合的な学習の時間,高等学校,日本数学教育学会第86回総会全国算数・数学教育研究(鹿児島)大会)」(PDF)『日本数学教育学会誌. 臨時増刊総会特集号』第86巻、日本数学教育学会、2004年8月、469頁、NAID 110008597573。
脚注
- ^ 先秦時期竹林資源的利用 2007年12月16日閲覧。
- ^ 中国独特的計算工具 2007年12月16日閲覧。
- ^ 老子: 善數者不用籌策。
- ^ 第1章 江戸時代初期 : 江戸の数学 国立国会図書館
- ^ a b c 矢代(2004).
- ^ http://zh.wikisource.org/wiki/%E5%AD%AB%E5%AD%90%E7%AE%97%E7%B6%93 孫子算經: 先識其位,一従十横,百立千僵,千十相望,萬百相當。
- ^ a b c 王青翔 (1999), 「算木」を超えた男, 東京: 東洋書店, ISBN 4-88595-226-3
- ^ 正負術曰: 同名相除,異名相益,正無入負之,負無入正之。其異名相除,同名相益,正無入正之,負無入負之。
- ^ 西森敏之「算木で3次方程式を解く」(PDF)『数学通信』第11巻第1号、日本数学会、2006年5月、15-27頁、ISSN 13421387、NAID 40007315668。
- ^ 杜威「『九章算術』に関する研究 : 方田章を中心として」『秋田大学教育文化学部研究紀要 教育科学』第55巻、秋田大学教育文化学部、2000年3月、23-30頁、ISSN 13485288、NAID 110000088206。
- ^ a b 銭宝琮 (1964), 中国数学史, 北京: 科学出版社
- ^ (PDF) The Unicode Standard, Version 5.0 - Electronic edition, Unicode, Inc., (2006), p. 558
- ^ (PDF) The Unicode Standard, Version 5.0 - Electronic edition, Unicode, Inc., (2006), pp. 499-500
- ^ 古沢恒敏編『正しい家紋帖』(金園社、1995年)pp.199-200
算木と同じ種類の言葉
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