ARIB対応PNG・JPEG・MNG・CLUTの入出力に対応

OPTPiX imésta 7 for Digital Broadcastは、ARIB規格対応のJPEG・PNG・MNG・CLUT形式のファイル入出力に対応しており、これらの規格に準拠したARIB YCBCR形式JPEG、PNG、MNGアニメーション、ARIB CLUT作成を簡単におこなうことができます。

MNGやPNGでファイルを保存する際、ファイル内にパレットデータを持たせず、別にARIB用CLUTファイルとして出力することも可能です。

ARIB規格準拠の224色以下のインデックスカラー画像へ減色可能

ゲーム業界で長年培われたOPTPiX画像最適化エンジンによる減色機能で、1,677万色のフルカラー画像を品質を保ったままARIB規格に準拠した224色以下のインデックスカラー画像へと減色することができます。

減色時はARIB規格のCLUTを用いるため、減色後の画像をBMLオーサリングツールにダイレクトに渡すことができます。アルファチャンネル対応減色もサポート。ARIB規格に対応したアルファ値パレットを持つインデックスカラー画像を生成することができます。

ARIB規格準拠のMNGアニメーションの作成に対応

ARIB規格に準拠したMNGアニメーションにも対応しています。ARIB規格では、使用できるアニメーションデータは、最大64枚の同一サイズ・同一パレットのインデックスカラー画像から構成されるレイヤ画像で、かつフレーム間時間が0.2秒～5.0秒の範囲に制限されています。

OPTPiX imésta 7 for Digital Broadcastはアニメーションの作成に対応するだけでなく、運用規定外の値を入力するとメッセージが表示されるようになっています。

「JPEG画像ARIBチェック」機能で規格外の画像を一括確認

JPEG画像がARIB YCBCR形式で保存されたものであるかどうかを判定し、その判定結果を一覧表示する「JPEG画像ARIBチェック」機能を搭載しています。

また、ARIB YCBCR形式の画像の編集中にウィンドウに[ARIB]と表示させる機能も搭載。今編集しているのが一般的なJPEGかARIB JPEGなのかがひと目でわかります。

ファイルサイズ指定JPEG出力機能

JPEG画像を保存する際に、上限ファイルサイズを指定し、その範囲内で最大限の品質の画像を作成します。「ファイルサイズ縮小化フィルター」とあわせてお使いいただくことで、ほぼ同じクオリティで一回り小さいサイズの画像を出力することができます。

PSDレイヤ座標読み込み機

Photoshopで作成されたレイヤ付きのPSDファイルを読み込む際に、レイヤ毎の画像データの配置座標情報をCSVフォーマットで取得する機能です。

ボタンなどの素材画像の配置座標情報を取得することで、デジタルデータ放送用のBMLコンテンツのメニュー画面などの作業効率が向上します。

PSDレイヤ座標読み込み機能詳細

データ放送用文字色パレット作成機能

データ放送で使用する見やすい文字の色を簡単に作成できます。

「文字色と背景色から中間の色を２つ作り出す」方法と、「単一の色の不透明度を変化させて中間の色を２つ作り出す」方法をサポートしています。