2018年に創業し、アジア発ブランドを集めた越境ECストア「60%」を運営するシックスティーパーセントは1月30日、ファッションアワード「アジアン ブランド60(ASIAN BRANDS 60)」の受賞ブランドを発表した。同アワードは今回が初開催で、アジアのファッションシーンをけん引する60ブランドを選出し、その活動と功績を世界へ発信する。
コミッティーメンバーはシックスティーパーセントの共同創業者である松岡那苗と同社の公式アドバイサー兼「アンブッシュ(AMBUSH)」の経営者を務めるVERBAL、アメリカを拠点とするレーベル「エイティーエイト・ライジング(88RISING)」の共同創業者ジェソン・マー(Jaeson Ma)ら6人。
受賞者の選出基準は「唯一無二であること(absolute)」「デザイン性のみでなく、商業的にも成功を収めていること(business impact)」「ブランドの誕生国で知名度が高いこと(local oriented)」の3点だ。日本からは後藤愼平デザイナーによる「M A S U」や小島鉄平・松葉屋社長が率いる「トラッドマンズ ボンサイ(TRADMAN’S BONSAI)」、アーティストのコインパーキングデリバリー(COIN PARKING DELIVERY)、テキスタイルギャラリーの「ホソオ ギャラリー(HOSOO GALLERY)」を選出した。ほかに、韓国の「サグクラブ(THUG CLUB)」「ウェルダン(WE11DONE)」「キムへキム(KIMHEKIM)」や台湾の「ネームセイク(NAMESAKE)」「ファンタシー(PHANTACI)」、中国の「ロバート ウン(ROBERT WUN)」「チェン ペン(CHENPENG)」に加え、香港、ベトナム、インドネシア、タイ、マレーシア、シンガポールからも受賞者が誕生した。
受賞ブランドの一部を、「60%」の姉妹サイトであり、アジアのストリートブランドのみを集めた「シックスティーパーセントレベリー(60% LEVELY)」で販売する。期間は1月30日から3月31日まで。