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“1つのキックで未来を切り開く” – 横浜FCユース 小漉康太
12月8日、NACK5スタジアム大宮で行われた、高円宮杯 JFA U-18 サッカープレミアリーグEAST最終節。 90+5分のラストワンプレーで、タッチラインから思い切りスローインを投げ入れたのは、キャプテン・小漉康太だった。 1-0で逃げ切り掴んだプレミアリーグ昇格後初のタイトル。 タイムアップの笛が鳴ると、小漉はピッチに膝をつき、ぐっと喜びを噛み締めた。 「先発メンバーのうち、3年生は自分も含めて4人だけ。それでも、全学年力を合わせて団結できたことが、この結果につながったと思います」 精度の高いプレースキックと、サイドバックながら中盤で攻撃の組み立てにも参加できる技術、あふれるキャプテンシーでチームを優勝に導いた逸材に焦点を当てる。 1つのキックで未来を切り開く 横浜FCユース 小漉 康太 取材・文=北健一郎・青木ひかる 父から教…