アマゾンのネットスーパー、無料会員にも利用を拡大…事業を拡大しイオンなどに対抗
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アマゾンジャパンは5日、有料会員に限定していたネットスーパーの利用を無料会員にも拡大したと発表した。コロナ禍で利用が広がったネットスーパーは、イオンなどの流通大手がテコ入れし、楽天グループも同様のサービスを展開している。アマゾンは無料会員を取り込み、事業を拡大したい考えだ。
アマゾンのネットスーパー事業は、2017年に独自サービス「アマゾンフレッシュ」を始めたほか、地域ごとにライフや成城石井など複数のスーパーと提携している。北海道や関東、関西などの一部地域が対象で、野菜や精肉、総菜などを注文から最短2時間で届ける。
これまでは、月額600円(税込み)の有料会員サービス「アマゾンプライム」の会員がネットスーパーを利用できた。配送対象の地域に住む無料会員が利用する場合、1回あたりの配送料が有料会員より200円高くなる。