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熊野市などがモデルとなったテレビアニメ「
トークショーには、登場人物を演じた、声優の花江夏樹さんや逢坂良太さんのほか、美術監督として背景美術を担当した御浜町出身の東地和生さんらが登壇した。
花江さんと逢坂さんは前日に熊野入りし、作品に登場する鬼ヶ城などを巡ったことに触れ、「初めて来たけど、アニメのまま」と感想を語った。作品の名シーンを振り返り、場面に合わせてその場でセリフをいう生アフレコも披露し、ファンを喜ばせた。
東地さんは、作品のモデルとなる地域を探していた際、監督の要望が「田舎の漁村」だったことを明かし、「それなら自分の地元がいいと思った。子どもの頃の記憶や空気感を取り入れ、心象風景を描いた」と解説。「こんなにたくさんの人が来てくれるなんて、いい作品に巡り合えた」と感慨深げだった。
市内では13日から、記念展やデジタルスタンプラリーも開催され、多くの観光客でにぎわっている。