羽田衝突の2日後、駐機スポットで海保機に日航側の車両が接触事故…翼の端に亀裂入る

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 東京・羽田空港で今月4日、駐機していた海上保安庁の飛行機に日本航空側の地上作業用車両が接触し、海保機が一部損傷していたことがわかった。海保機は飛行不能になった。国土交通省などが事故の詳しい状況を調べている。

接触事故があった海保機を確認する関係者(5日午後、羽田空港で)=上甲鉄撮影
接触事故があった海保機を確認する関係者(5日午後、羽田空港で)=上甲鉄撮影

 関係者によると、事故は4日午後6時頃、国際線ターミナルとB滑走路の中間付近にある駐機スポットで発生。羽田航空基地所属のジェット機「LAJ501」(ガルフストリーム社製)に、日航子会社の委託先業者が使用するハイリフトトラックが接触した。海保機は無人で、けが人はなかった。

 同機は当時、飛行予定はなかったが、翼の端に亀裂が入るなど損傷しており、破損状態の詳細を確認している。復帰時期の見通しは立っていない。国交省は、空港の制限区域内事故にあたるとして調査を進める。

 同機は高性能レーダーや赤外線探索装置を備え、日米間の長距離飛行も可能。海保は2005年から同型機を2機、羽田航空基地に配備している。

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