未成年の自衛官に性器でかき混ぜた焼酎を飲ませたり、レモン汁を目に入れさせたり…国の賠償責任認める

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 陸上自衛隊北熊本駐屯地(熊本市北区)でパワーハラスメントを受けてうつ病を発症し、退職に追い込まれたとして、元自衛官の男性(24)が、国と上司ら5人を相手取り慰謝料など約1130万円を求めた訴訟の判決が19日、熊本地裁であった。品川英基裁判長は訴えの一部を認め、約260万円の支払いを命じた。

防衛省
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 判決によると、男性は2018年3月に入隊。同年10月~19年1月頃、上司らに頭や顔を殴られたほか、レモン汁を目に入れさせられたり、ペンチで小指を挟まれたりした。男性は未成年だったが、性器でかき混ぜた焼酎を飲まされるなど、飲酒を強要された。

 判決は、このうち一部は職務上の行為だったとして国に賠償責任があると認めた。北熊本駐屯地は「判決文を精査中でコメントは差し控える」としている。

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