小渕優子氏、「政治とカネ」で涙声…「忘れることのない傷として歩み進めたい」

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 自民党の小渕優子選挙対策委員長は13日の記者会見で、自身の関連政治団体を巡る過去の「政治とカネ」の問題を陳謝し、今後も必要に応じて説明の場を設ける考えを示した。

記者会見で頭を下げる小渕選対委員長(13日)
記者会見で頭を下げる小渕選対委員長(13日)

 小渕氏は「政治とカネ」の質問が出ると、頭を数秒間深々と下げ、時折涙声を詰まらせながら「心に反省を持ち、決して忘れることのない傷として歩みを進めていきたい。今後の歩みを見て、ご判断をいただきたい」などと述べた。

 2014年10月、小渕氏は、関連政治団体の不適切会計の問題が発覚したことで経済産業相を辞任した。収支報告書への虚偽記載は5年間で総額3億円を超えたが、小渕氏は1年間説明を避け続け、元秘書2人が有罪判決を受けた後の15年10月になって地元の前橋市内で記者会見を開いた。ただ、その場でも不正会計の全容は説明せず、「説明責任を果たしていない」との指摘が出ている。

 13日の記者会見で、小渕氏は「できる限り誠意をもって答えてきたが、十分に伝わっていない部分があるのなら、不徳のいたすところだ」などと釈明。再度記者会見などで説明する意向があるか問われると、「もし何か必要な話があるのであれば、言っていただければと思う」と語った。

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