大谷翔平、手術した左肩リハビリは「スケジュール通り」…山火事の避難先でインフルエンザ感染
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【ロサンゼルス=帯津智昭】米大リーグ・ドジャースの大谷が1日、ドジャースタジアムでのファン感謝イベントに参加し、報道陣の取材に応じた。1月上旬にロサンゼルス近郊で発生した山火事で避難していたことを明かしたほか、昨年11月に手術した左肩のリハビリについて「今のところスケジュール通りに来ている」と現状を説明した。
山火事では自宅近くまで火の手が迫り、妻の真美子さんや愛犬の「デコピン」と避難した。「(家の)後ろの方が燃えていたので、うちも危ないかなと思った。それよりも、妻とデコと一緒にまず避難することが先だったので、夜中だったけどすぐに荷物をまとめた」。避難先に滞在中はインフルエンザにかかり、寝込んでいたという。
今は自宅に戻り、体調も回復。11日からの春季キャンプに向け、「1週間のうち5、6日はしっかりトレーニングしている。スローイングもやっているし、バッティングも始まり、強く振っている。いい状態でスプリングトレーニングに入れれば、開幕からしっかりいけるんじゃないかなとは思う」と力を込めた。
新シーズンは2季ぶりに投打の二刀流でプレーする予定だが、投手復帰の時期は「大体でしか決まっていない。いつというのが今の段階では言えない」と明言しなかった。
メジャー2年目となる山本もイベントに参加し、「去年は慣れないことがたくさんあった。今年は開幕から最後まで通して活躍できるように頑張りたい」と意気込みを語った。