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読売新聞東京本社、読売巨人軍、よみうりランドが東京都稲城市で計画する「TOKYO GIANTS TOWN」(東京ジャイアンツタウン)構想で、中核施設となる「新GIANTS球場」の起工式が6日、建設予定地で行われた。
新球場は、人工芝のグラウンドで中堅122メートル、両翼100メートル。座席は約2600あり、芝生の外野席も設ける。国内初の水族館一体型球場で、球場のオープンは2025年3月、水族館の開館は26年度中の予定。
主にプロ野球イースタン・リーグの公式戦に使用される。長嶋茂雄・終身名誉監督ら「V9戦士」が汗を流した旧・多摩川グラウンド(大田区)のように、ファンが選手と交流できる場を目指す。
起工式には、関係者約70人が出席し、読売新聞グループ本社の山口寿一社長(読売巨人軍オーナー)らがくわ入れを行った。山口社長は「(新球場が)多摩川グラウンドと違うのは、近くによみうりランドなどがあること。水族館と新球場を加えて、地域ににぎわいをもたらし、皆様に愛される東京ジャイアンツタウンにしていきたい」と話した。