六大学野球で早稲田V、明治を4―0で下す…春に続き2季連続48度目のリーグ優勝

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 六大学野球は12日、神宮球場で優勝決定戦が行われ、早大が明大に快勝し、2季連続48度目の優勝を果たした。両校はリーグ戦で勝ち点、勝率で並び、2010年秋以来、14年ぶりの優勝決定戦となった。

早大4-0明大

優勝が決まり喜ぶ早大の選手たち(12日、神宮球場で)=野口哲司撮影
優勝が決まり喜ぶ早大の選手たち(12日、神宮球場で)=野口哲司撮影

 早大は二回、中村敢(4年・筑陽学園)の適時打で先制し、五回に小沢(3年・健大高崎)の2点二塁打などで3点を追加。エースの伊藤 たつき (3年・仙台育英)が3安打で完封した。早大は20日に開幕する明治神宮大会に出場する。

カーブで緩急、エースの伊藤樹が快投

東京六大学ベストナイン
東京六大学ベストナイン

 早慶戦での連敗から中1日、早大が本来の姿を取り戻した。日曜に連敗して「みっともない」と話していた主将の印出(4年・中京大中京)は、「月曜に最高の練習をしようと呼びかけ、それができて今日を迎えた」と胸を張った。

 エースの伊藤樹が快投を演じた。明大打線のカギを握る3番宗山(4年・広陵)を二ゴロ、遊ゴロ、三飛と封じる。3安打無四球、9奪三振と圧巻の完封劇だ。

東京六大学秋季リーグ勝敗表
東京六大学秋季リーグ勝敗表

 伊藤は今季、防御率1・80の安定感で、リーグトップの6勝を挙げた。それが、早慶1回戦は今季最多の5失点。悔しさを胸に臨んだ決戦で、普段はあまり投げないカーブで緩急をつけ、タイミングを外した。大一番で緩い球を使うのは勇気がいるが、「自信を持って投げた」と胸を張った。

 印出はチームを「土壇場に強い」という。次の目標は神宮大会制覇。6月の全日本大学選手権決勝で敗れた青学大に「リベンジしたい」と主将は誓った。(塩見要次郎)

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