[深層NEWS]中国での日本人襲撃に短期間で死刑判決、政権に「国際問題にしたくない」考えか
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元駐中国大使の宮本雄二氏と明治大の近藤大介講師が29日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、昨年に中国で日本人が襲われた事件の公判で、短期間で死刑判決を言い渡した中国当局の思惑について議論した。
宮本氏は、こうした事件が相次げば中国社会にも動揺を与えると指摘し、短期間での死刑判決により「統治を壊すことは許さない」とのメッセージを出した、と分析した。近藤氏は、日本人男児が犠牲になった広東省の事件の公判で具体的な犯行動機が明らかにならなかったことを踏まえ、政権内に「国際問題にしたくない」との考えがあるとの見方を示した。