首都圏1都3県 6日の主な地点の人出 前の4週平均より増加

緊急事態宣言の延長が決まって初めての週末となった6日、首都圏1都3県の主な地点の人出は、夜間を中心に前の4週間の平均と比べて増加したところが多くなりました。

NHKは、IT関連企業の「Agoop」が利用者の許可を得て個人が特定されない形で集めた携帯電話の位置情報のデータを使って、緊急事態宣言が出ている東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県の主な地点の人の数を分析しました。

分析した時間は、日中が午前6時から午後6時まで、夜間が午後6時から翌日の午前0時までです。

その結果、宣言の延長が決まって初めての週末となった6日の人出は、前の4週間の土日・祝日の平均と比べて増加したところが夜間を中心に多くなりました。

日中は東京駅付近で12%増えたのをはじめ、渋谷スクランブル交差点付近と横浜駅付近で8%、大宮駅付近で2%の増加でした。千葉駅付近はマイナス9%でした。

一方、夜間は千葉駅付近で24%増えたのをはじめ、渋谷スクランブル交差点付近で22%、大宮駅付近で19%、横浜駅付近で14%、東京駅付近で10%の増加でした。