都営地下鉄三田線 トンネルでコンクリート片剥がれ落ちる
都営地下鉄のトンネルであわせて2キロあまりのコンクリート片が剥がれ落ちているのが見つかり、都交通局は都営地下鉄の全路線でトンネルを点検することにしています。
コンクリート片が落ちていたのは都営地下鉄三田線の「板橋区役所前駅」から「板橋本町駅」の間のトンネルです。
都交通局によりますと7日午前、巡回中だった職員が線路脇にコンクリート片5つ、あわせて2.2キロあまりが剥がれ落ちているのを見つけました。
これによるけが人や列車への影響はなかったということです。
剥がれ落ちたのはトンネルの継ぎ目部分だったということで、都交通局は、昭和43年に建設されたトンネルのコンクリートが漏水により劣化したことが原因とみています。
都交通局は終電のあと、剥がれ落ちた部分の補修を緊急で実施するほか、今後、2週間ほどの間に、都営地下鉄の全路線でトンネルを点検することにしています。