アクセラテクノロジは9月3日,同社の企業内検索(エンタープライズ・サーチ)製品の新版「Accela BizSearch V3.2」を発売した。検索結果をRSSフィードとして配信する機能を追加。たとえば,任意のキーワードを設定しておき,毎日イントラネット内からそれに該当するコンテンツのタイトルと要約をRSSフィードとして配信することが可能になる。ちょうど,新聞の切り抜きのイメージである。Windows版を同日出荷開始。2007年10月にLinux版,同11月にSolaris版を順次出荷する。
RSS配信機能は,Accela BizSearchの検索用索引(インデックス)の情報を,RSSに変換することで実現。検索画面に設けたRSSアイコン(オレンジ色の電波のような絵柄)から利用する。キーワードを入力しない状態でRSSアイコンをクリックすれば,検索対象全体のRSSフィードを購読することになる(写真1)。キーワード検索後にRSSアイコンをクリックすると,その検索条件で抽出されたコンテンツのみのRSSフィードを購読できる(写真2)。
RSSの内容は,Accela BizSearchの検索用索引(インデックス)の更新時に新しくなる。RSS配信の許可/拒否は,Accela BizSearchが持つアクセス制御リスト(ACL)に準じる。
価格は315万円から。動作環境は,Windows版がWindows NT/2000/Server 2003,Solaris版がSolaris 8以降,Linux版がRed Hat Enterprise Linux AS/ES,SUSE LINUX Enterprise Server,MIRACLE LINUX,Asianux Server。