写真1●ヤフーは提携でリアル店舗向けの事業を強化する
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写真2●Tポイントの提携先は88社の4万6548店舗に及ぶ
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写真3●T会員の年齢分布。20代に限ると人口の66.6%が会員という
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写真4●ポイント事業を扱う新会社に、ヤフーが15%資本参加
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写真5●Yahoo!ロコやヤフーのコマースサービス加盟店までポイント商圏を拡大する
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写真6●Yahoo!ロコ提携店80万、T会員6000万人を目指す
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写真7●ヤフーとCCCの提携による効果(単純合算で名寄せはしていない)
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写真8●提携を発表したCCCの増田宗昭代表取締役社長兼CEO(左)とヤフーの宮坂学執行役員兼CEO(右)
写真8●提携を発表したCCCの増田宗昭代表取締役社長兼CEO(左)とヤフーの宮坂学執行役員兼CEO(右)
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 Yahoo! JAPANを運営するヤフーと、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は2012年6月19日、ポイント事業における資本・業務提携について基本合意したと発表した。両社が発行してきたポイントを「Tポイント」に、またインターネット上のIDを「Yahoo! JAPAN ID」に統一する。

 ヤフーとCCCは、2010年7月に相互の事業発展や競争力強化を目指し、ポイントサービス事業を中心とした包括的業務提携を締結していた。今回の提携では、両社の強みを生かした事業拡大を目指し、新会社を設立する。1カ月当たり約5100万人のユニークカスタマー数を持つインターネットサイトを運営するヤフーと、4045万人の会員を抱えるCCCが提携することで、日本最大級のO2O(Online to Offline)プラットフォーム構築を目指す。

 両社はインターネット上でのTポイント提携サービス拡大に向けた営業活動を行い、インターネットを通じたTポイント流通量の拡大と、Yahoo! JAPANの媒体力を活用した提携店舗への送客拡大を図る。具体的にはYahoo! JAPANの地域情報サービス「Yahoo!ロコ」とCCCの地域代理店を相互に活用し、Tポイント提携店舗網の拡大を目指す。

 両社の資本提携に先立ちCCCは、Tポイントプログラム運営事業を新設分割し新会社を2012年10月に設立し、CCCの増田宗昭氏が代表取締役社長に就任する予定である。Yahoo! JAPANはこの新会社に15%の資本参加を行い、ヤフーの宮坂学氏が新会社の取締役として就任する。

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